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クリニックコラム

目の周りのシワを改善する方法は?原因と対策を紹介!

鏡を見るたびに気になってしまう目の周りのシワ。
目の周りは、皮膚が薄いことに加えて頻繁に動く部分のため、シワができやすいパーツです。
そして、メイクをすると余計に目立ってしまったり、セルフケアでの変化が感じにくかったりするため、なんとか改善したいとお悩みの方も多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、目の周りのシワができてしまう原因や対策から正しい治療方法までをお伝えしていきます。
目の周りのシワにお悩みの方は、ぜひ最後まで読んで参考にしてください。

目次

目の周りのシワの原因

目の周りのシワは、乾燥による小ジワと表情の癖による表情ジワ、肌のハリ低下による深いシワに分けられます。

乾燥、表情の癖、加齢が主な原因となりますが、刺激や眼精疲労、紫外線なども大きく影響しています。

日々の生活習慣や癖が、目の周りのシワの原因に密接に関係しているため、適切に対策することが大切です。

乾燥

目尻や目の下にできるちりめんジワと呼ばれる細かい小ジワは、肌の保水力が失われてできる乾燥小ジワです。

湿度や気温に加えて、ケア不足や加齢によって肌の水分量は低下します。

肌が乾燥すると、キメが乱れて肌表面に細かいシワができるため、若い世代でも乾燥小ジワには注意が必要です。

乾燥による小ジワは表皮にできるシワで、潤いをたっぷり補給することですぐにケアできます。

しかし、乾燥した状態が続くとシワが戻らずに深く刻まれてしまうので、早めの保湿ケアを心がけましょう。

表情の癖

笑った時の目尻のシワや、しかめっ面をした時の眉間のシワは表情を動かしたときにできるシワです。

同じ表情を繰り返すことで徐々に定着し、深いシワへと変化します。

特に、肌の水分量やハリが十分にある場合は表情を戻せばシワは元に戻りますが、これらが低下すると真皮まで刻まれる深いシワとなってしまいます。

そして、肌の水分量やハリの低下は、加齢やケア不足が影響しています。

そのため、表情の癖に気を付けることに加えて、保湿やマッサージなどの目元のケアを取り入れることが大切です。

加齢

年齢とともに、肌の水分量やハリが低下すると、目の周りにシワができやすくなります。

肌の保水力に影響するヒアルロン酸や、肌のハリを保つためのコラーゲン・エラスチンは、年齢とともに減少していきます。

特に、目元は頬の3分の1の薄さで皮脂分泌量が少ないパーツなので、加齢による変化を感じやすいパーツです。

そのため、乾燥による小ジワはもちろん、表情によるシワ、目の下のたるみまで、様々な目の周りのシワへと繋がります。

一度深く刻まれたシワは自力で元に戻すことは困難なため、早めにエイジングケアを取り入れましょう。

刺激

目を擦る癖や、メイク・クレンジングなどで刺激を与え続けると、乾燥小ジワが増える原因に繋がります。

目の周りの皮膚は非常に薄いため、外部からの刺激に弱く、すぐにバリア機能が低下してしまいます。

そのため、目の周りはなるべく触らないように注意して、洗顔やクレンジングの強さにも注意しましょう。

濃いアイメイクがお好みの方は、メイクの際の刺激やクレンジングで日々刺激を与えやすいので、特に注意が必要です。

眼精疲労

パソコンやスマートフォンを長時間使用すると、目元の筋肉の緊張が続き血行不良が引き起こされます。

すると、酸素や栄養が肌の細胞に行き届かなくなり、肌のハリ・弾力が失われ目の周りのシワに繋がります。

眼精疲労は、乾燥小ジワから深いシワまでの原因になるため、アイマスクやマッサージなどの目元のを癒しておくことがおすすめです。

紫外線

紫外線は、肌の水分量を奪い、コラーゲン・エラスチンにまでダメージを与えます。

そのため、表皮性の乾燥小ジワと真皮性の深いシワ、どちらの原因にも繋がります。

紫外線は、シワ以外にもたるみ・シミ・くすみなどのあらゆる肌悩みの原因になるため、日焼け止めはもちろん、帽子やサングラスで徹底した紫外線対策を行いましょう。

目の周りのシワを改善するケア方法

目の周りのシワは、一度深く刻まれてしまうと自力で改善することは困難です。

そのため、シワが目立たない段階から、保湿・紫外線対策・マッサージでケアすることが大切です。

乾燥やハリ・弾力の低下をケアする方法を紹介しますので、一つずつ取り入れてみてください。

保湿ケア

目の周りは皮膚が薄く乾燥しやすいパーツのため、アイクリームで保湿することが大切です。

全顔に使う化粧水や乳液に加えて、目元専用の美容液やアイクリームを取り入れましょう。

ただし、アイクリームを塗る際は、刺激にならないように規定の使用料を守り優しいタッチで肌に馴染ませてください。

比較的浅い乾燥小ジワの場合、潤いをたっぷり補給することで目立たなくなる可能性が高いため、深いシワになる前にしっかりと保湿ケアを行いましょう。

血流改善のケア

眼精疲労や目の周りの筋肉の衰えがあると、血行不良が起こりシワができやすくなります。

そこでおすすめの方法は、目の周りのマッサージやホットタオル・アイマスクによる血流改善のケアです。

マッサージクリームやアイクリームで滑りを良くした状態で、上下の眼球に沿って優しく圧をかけて眼精疲労を癒しましょう。

また、眉頭の下のくぼみやこめかみ付近を軽くほぐすマッサージもおすすめです。

さらに、ホットタオルやアイマスクなどで目元を温めることは、目の周りの筋肉の緊張をほぐしたり巡りを良くしたりできます。

筋肉が凝り固まり血流不足が起こると、乾燥やハリ低下の原因となるため、日頃から血流を改善するケアを取り入れてみてください。

紫外線対策

紫外線は、乾燥や肌のハリ低下を引き起こすため、徹底して対策することが大切です。

夏だけではなく冬でも紫外線は降り注いでいるため、年間を通して紫外線対策は行いましょう。

ただし、目の周りの皮膚は非常にデリケートなため、敏感肌の方は肌に優しい日焼け止めを選ぶことや、塗る時の力加減に注意が必要です。

目のトラブルを避けるため、目に入らないように注意することも大切ですね。

日焼け止めの他、外出する際にはUVカット効果のある帽子やサングラス、日傘の使用で紫外線から肌を守りましょう。

目の周りのシワを治療する方法

目の周りのシワは、早めのケアで対策することが大切ですが、表情の癖によるシワやすでに深く刻まれてしまったシワは、正しく治療することがおすすめです。

ここでは、表情の癖によるシワを予防するボトックス注射、すでに目立つシワを治療するヒアルロン酸注入、美容注射のスネコスについて紹介します。

どの治療方法で自身のお悩みを解消できるのか、ぜひ参考にしてみてください。

ボトックス

ボトックス注射は、筋肉の働きを弱める作用がある「ボツリヌストキシン」を注射する施術です。

表情筋の動きを抑制できるため、目尻や眉間などの表情を動かした時にできる目の周りのシワを予防します。

笑ったり目をしかめたりすることは日常的に自然なことですし、無表情で過ごすわけにはいかないため、表情による目の周りのシワはボトックスで予防することがおすすめです。

ボトックス注射は、施術から2〜3日で効果が現れ始め、1週間程度経つと変化を感じられるようになります。

表情によるシワは、定着し深く刻まれる前にボトックス注射で予防しましょう。

ただ、無表情でも目立つほど深く刻まれたシワは、ボトックス注射と併せてヒアルロン酸注入を行うことがおすすめです。

ヒアルロン酸

ヒアルロン酸注入は、保水力に優れるヒアルロン酸を凹みが気になる部分に注入する施術です。

シワが気になる部分にダイレクトに注入することができ、しっかり見た目の変化を実感できます。

徐々に体内に吸収されていくため定期的な施術が必要にはなりますが、注射のみで済む手軽な治療なので、すぐに効果を実感したいという方におすすめです。

また、ヒアルロン酸は元々体内に存在するため、アレルギー反応のリスクが低いことも特徴です。

スネコス

スネコスは、ヒアルロン酸とアミノ酸を配合した美容注射で、肌のハリ・弾力を高める効果があります。

真皮層にスネコスを注入することでコラーゲン・エラスチンの生成を促し、肌本来のハリを取り戻します。

ボトックス注射やヒアルロン酸注入とは異なり、肌本来の再生力にアプローチしているため、根本的な治療を求める方におすすめです。

まとめ

目の周りのシワを改善するには、美容医療で正しく治療することがおすすめです。 表情によるシワにはボトックス注射、すでに凹みが目立つ深いシワにはヒアルロン酸注入、根本的な改善を求めるならスネコスなど、お悩みに合わせて適切な施術を受けましょう。 当院では、一人一人のお悩みや希望に耳を傾け、的確な診断と最適な施術を提案します。 目の周りのシワをどのように改善したら良いかお悩みの方は、ぜひアストラビューティークリニックへお問い合わせください。
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