背中ニキビとは
背中ニキビは、その名前の通り背中にできるニキビのことです。背中や肩、デコルテなどの身体にできるニキビと、顔のニキビは病原体が違うため治療方法についても変わってきます。
背中のニキビは、「マラセチア菌」といった菌の繁殖や過剰な皮脂分泌などのさまざまな要因によって起きます。顔に比べて背中は範囲が広く、衣服などの摩擦によって炎症が悪化しやすいため、早い段階で適切なケアが大切になります。
背中にニキビができやすい原因
ニキビは、過剰な皮脂の分泌やニキビの原因となる菌、ストレスやお肌のターンオーバーの乱れなど複合的な原因で毛穴が詰まり、炎症や赤みがでた状態になります。
特に背中は、皮脂分泌が多く毛穴がつまりやすいため、ニキビのできやすい部位のひとつです。また、皮膚も顔に比べて分厚いため、乾燥しやすく摩擦などの刺激によって肌トラブルが起きやすいことも原因として考えられます。
背中ニキビを予防するためには？
背中ニキビの予防法としては、第一に「肌を清潔に保つ」ことが重要です。クレンジングや洗浄を行うことで、毛穴詰まりを改善させてニキビを予防します。
背中はニキビのできやすいデリケートな部位になるため、洗う際には強くこすらずに泡をしっかり泡立てて優しく洗うことが大切です。摩擦は色素沈着の原因にもなってしまうため、なるべく避けるように心がけましょう。
背中ニキビの治療について
背中は、顔に比べて色素沈着やニキビ跡が残りやすいデリケートな部位です。なるべくニキビ跡を残さずに綺麗に治すためには、背中ニキビの治療を行うことがおすすめです。
治療法について種類別に説明していきます。
・外用薬
外用のピーリング剤である「ベピオゲル」が代表的です。その他にもニキビの状態によっては、抗生剤や抗真菌の外用薬なども処方されます。
・内服薬
赤みや炎症を伴ったニキビが多数ある場合は、抗生剤の内服をします。耐性などの問題もあるため、基本は外用薬で症状が悪化する場合のみ使用します。
その他にもビタミン製剤の内服もおすすめです。
・ピーリング
ニキビの原因となる毛穴詰まりを解消し、お肌のターンオーバーを促します。
・レーザー治療
レーザーを照射することで、背中ニキビ跡である色素沈着の改善を目指します。
まとめ
今回は「背中ニキビの治療」について、背中ニキビの原因から外用薬や内服薬による治療について解説しました。その他にも、ピーリングやレーザー治療もあり、背中ニキビのできる要因によって治療は選択していきます。背中ニキビにお悩みの方は、一度医師の診察をうけていただくことがおすすめです。 ASTRA BEAUTY CLINIC(アストラビューティークリニック)では、お悩みに沿って一人ひとりへ必要な施術をご提案しております。24時間受付中・無料カウンセリングを行っておりますので、まずはぜひ一度ご相談ください。
