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イボは、ウイルス感染によってできるイボと加齢や紫外線によってできるイボの2種類があります。

ウイルス感染によってできる尋常性疣贅というイボは、傷口からウイルスが入り込み皮膚感染を起こすことで発症するもので通称水イボと呼ばれます。

この水イボは、飛び火や感染の可能性も高いので注意が必要ですが、頭のイボの多くは加齢や紫外線によってできるイボです。

加齢や紫外線によってできる脂漏性角化症というイボは、通称老人性イボと呼ばれこめかみ付近によくできる傾向があります。

頭にできやすい脂漏性角化症は、良性のイボのためガン化することもなく感染の心配もありません。

皮膚科や形成外科で除去することも可能なので、気になる方はイボの除去も検討してみてください。

しかし、すべてが良性のイボだとは限りませんので、頭に次のようなイボができている場合は悪性のイボの可能性があるため注意が必要です。

・急にイボが大きくなった

・イボの表面がジクジクしている

・イボから血や膿が出る

・イボから匂いがする

・カサブタのような状態になって中々治らない

悪性のイボの可能性がある場合は、早めの治療が大切なので皮膚科や形成外科への早めの受診をおすすめします。

続いて、なぜ頭にイボができるのか、その理由や原因についてみていきましょう。

ここでは、悪性のイボやウイルス感染によるイボではなく、良性で感染の心配がない脂漏性角化症について解説していきますね。

老人性イボと呼ばれる脂漏性角化症の原因は明確になっていませんが、皮膚の老化によって起こりやすいことがわかっています。

通常の皮膚はターンオーバーを繰り返して新しい細胞を生み出し、古くなった角質やメラニンを排出しますが、年齢を重ねると皮膚の生まれ変わりであるこのターンオーバーが遅れてメラニンなどの排出が追いつかなくなります。

そうして蓄積されたメラニンがシミとして肌表面に現れて、シミが少しずつ盛り上がってくることでイボになってしまうのです。

また、紫外線はメラニンを増やし皮膚を老化させるので、紫外線もイボができる一つの原因といえるでしょう。

実際に脂漏性角化症は頭や顔、首筋などの日光がよく当たる部分にできることが多いので、若い時期から紫外線対策を行うことが脂漏性角化症の対策に大切といえます。

脂漏性角化症は、良性のためガン化することもなく周囲への感染の心配のないイボなので、急いで除去する必要はないものです。

しかし、シャンプーのたびに気になったり美容院で少し恥ずかしかったりと日常生活で気になるシーンが多いのも事実ですよね。

その場合は、皮膚科や形成外科で除去することも可能です。

ここでは、当院で行なっている電気メスくり抜き法と切開法について詳しく紹介しますので、気になる方は参考にしてみてください。

電気メスくり抜き法は、直径5mm以下のほくろやイボを除去するときに行われる施術です。

電気メス本体から発生する熱を利用してほくろやイボの形に合わせてくり抜く方法で、麻酔をするため施術の痛みが少ない特徴があります。

施術時間も短く、傷跡は軟膏やテープで保護するため再度来院の必要がないことも、忙しい方には嬉しいポイントではないでしょうか。

また、電気メスくり抜き法では根本からくり抜くため、レーザー治療よりも再発が少ないとされています。

除去した部分に赤みやくぼみができることがありますが、皮膚の再生とともに目立たなくなり約2〜3ヶ月で元の状態に戻ります（個人差あり）。

小さなイボにお悩みで、1度でイボを除去したい方は、電気メスくり抜き法をご検討ください。

【電気メスくり抜き法によるほくろ・イボ除去】1mm　¥5,980

＊別途ドクター施術料が必要となる場合がございます。実際の金額はクリニックにお問い合わせください。

切開法は、直径6mm以上の大きなほくろやイボを除去するときに行われる施術です。

ほくろやイボの周辺組織から切除し、周辺の皮膚を縫い合わせます。

ほくろやイボの約4倍の大きさの傷ができて、抜糸直後は線状の傷跡が残った状態ですが、時間の経過とともに目立たなくなります。

また、局所麻酔をするため施術中の痛みを感じにくく、施術時間も約10分と短いことも特徴です。

シャワーも当日から可能ですが、摩擦や刺激などで出血してしまうと傷の完治まで時間がかかってしまうので、術後は安静に過ごしましょう。

傷の自然治癒を待つくり抜き法よりも傷の治りが早いメリットもある切開法は、大きなイボをとりたい方におすすめです。

【切開法によるほくろ・イボ除去】1mm　¥19,800

＊別途ドクター施術料が必要となる場合がございます。実際の金額はクリニックにお問い合わせください。