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Eラインとはエステティックラインのことで、鼻先と下あごの先を結んだラインのことを指します。

1945年に歯科医のロバート・リケッツ氏が提唱した美の基準で、横顔の美しさを決める要素とも言われているんですよ。

横顔は自分が思っているよりも他人から見られているもので、美意識が高い方は特にこのEラインを意識しているのではないでしょうか?

美しい横顔の基準は、唇がEラインからはみ出していないことで、Eラインよりも上唇が4mm、下唇が2mm内側に入っていることがアメリカでのEラインの基準です。

しかし、日本人は欧米人よりも鼻が低いため、上唇がEライン上で下唇がEラインより2mm程度内側に入っていることが理想とされます。

指や定規などを鼻先と下あごの先に当てて、Eラインに軽く唇が触れる程度であれば美しいEラインの基準ですので、セルフチェックで確かめてみましょう。

理想のEラインにならない理由は、大きく分けて以下の4つです。

・口ゴボ

・受け口

・鼻が低い

・あごが小さい

口ゴボは、出っ歯や下あごの後退などの理由で口先があごよりも前に出ている状態です。対して受け口は、上の前歯よりも下の前歯が前に出た状態を言います。

この口ゴボや受け口は、遺伝や生まれつきの骨格、日々の習慣や癖が原因とされていて、Eラインが崩れる理由です。

また、口ゴボや受け口でなくても鼻が低かったりあごが小さかったりすると、理想のEラインはつくれません。

鼻の高さやあごの形は遺伝的要素が大きいですが、例えば鼻を強く抑える癖や噛む力の弱さなども影響するので、生活習慣や癖にも注意するとよいでしょう。

理想のEラインにならない理由や原因は、口元の異常や鼻の高さ、あごの大きさが関係していることがわかりました。

そして、これらの場合は自力でEラインを整えることが難しいため、美しい横顔を手に入れたい方は歯列矯正や美容整形を検討してみましょう。

ここからは、歯列矯正で口ゴボや受け口を治療する方法と美容整形で鼻やあごを治療する方法について紹介していきます。

出っ歯などの口ゴボや受け口といった歯並びや噛み合わせが原因で理想のEラインにならない場合は、歯列矯正が必要です。

ワイヤーやマウスピースで口元を整えることで、理想のEラインに近づくことができますよ。

さらに、歯並びや噛み合わせの悪さは、見た目だけではなく虫歯や歯周病などのトラブルにつながるため、気になる場合は早めに歯科医院を受診するとよいでしょう。

鼻が低いタイプの方は、鼻筋を整えて鼻の高さを出す美容整形術で理想のEラインをつくりましょう。

手軽にできるヒアルロン酸注入から、半永久的に鼻の高さをキープできる施術まで隆鼻術は様々です。

ヒアルロン酸注入は、美容整形が初めてで手軽に挑戦したい方におすすめですが、徐々に体内に吸収されていくため、定期的に注入する必要があります。

半永久的な効果が期待できる切らない隆鼻術は、溶けるメッシュ構造の素材を注射で挿入するため、メスを使うことに抵抗がある方におすすめの施術です。

さらに、より自分好みの鼻筋をつくりたい方は、シリコンプロテーゼを挿入する施術でしっかり鼻の高さを出すことができますよ。

あごが小さく後退しているタイプの方は、あご形成で理想のEラインをつくることがおすすめです。

当院では、手軽なヒアルロン酸注入から糸を使った施術（パーフェクトEライン）、プロテーゼを挿入する施術であご形成を行っています。

あごが小さいことで口元が出ているように見える方も、あご形成で理想的なEラインをつくることができますよ。

また、鼻整形と併せることも可能なので、鼻の高さも気になる方は組み合わせた施術もおすすめです。

※画像は、鼻プロテーゼやパーフェクトEラインなどを行なった症例写真です。