団子鼻とは?
団子鼻とは、鼻が団子のように丸い鼻のことを指します。
鼻が高く鼻先が尖っている欧米人と違って、日本人は骨格的に鼻背が低く鼻先が丸い団子鼻が多い傾向があります。
一般的に、鼻が低い・鼻先が丸い・小鼻が大きいと、団子鼻と呼ばれます。
団子鼻は幼く可愛らしい印象を与えますが、スッキリと尖った鼻先を好む方にとってはコンプレックスになってしまいます。
団子鼻タイプ別の原因
団子鼻といっても、一人一人特徴が異なります。
鼻先が丸く大きいタイプや、鼻の横幅が広いタイプ、小鼻の大きさが目立つタイプなどそれぞれです。
そしてこれらは、鼻の軟骨の形や、脂肪の量、皮膚の厚みなどが影響しています。
自身の鼻がどのタイプに近いか、確認してみてください。
鼻先の脂肪や皮膚の厚みが原因のタイプ
鼻筋がはっきりとせず鼻先が丸いタイプは、鼻先の脂肪・老廃物・皮膚の厚みが原因で、団子鼻になっているタイプです。
鼻先を触ると柔らかく軟骨に触れることができないと、鼻先の余分な組織が多いと考えられます。
元々の鼻の皮膚が厚い場合だけではなく、むくみを放置することや鼻の触りすぎなども影響しています。
このタイプは、マッサージや生活習慣の見直しでむくみの解消を心がけてみましょう。
美容整形の場合は、鼻先の余分な皮膚や脂肪を切除して丸い鼻を解消する鼻尖形成(切開法)がおすすめですよ。
鼻の軟骨が原因のタイプ
鼻先が太く横幅が広いタイプは、鼻翼軟骨という小鼻の軟骨が左右に離れていることが原因で、団子鼻になっているタイプです。
小鼻の形を作っている鼻翼軟骨は、鼻先に向けて三角に尖っていると鼻先に高さが出ますが、丸みを帯びて左右に離れていると、鼻先が低く団子鼻の印象が強くなります。
また、鼻翼軟骨が左右に広がっているだけの場合もありますが、鼻が丸く大きい場合は、鼻先に余分な皮膚・脂肪・老廃物が多い可能性があります。
そしてこのタイプは、軟骨の形が主な原因なのでセルフケアでの解消は難しいです。
しかし、鼻先に余分な脂肪がつくとより大きな団子鼻になってしまうので、鼻のむくみを解消して団子鼻が悪化を防ぐと良いでしょう。
鼻先の余分な組織が少ない場合は、左右に広がった鼻翼軟骨を中央に縫い寄せる切らない鼻尖形成がおすすめで、鼻先の大きさも気になる場合は、切開法による鼻尖形成がおすすめです。
小鼻の大きさが原因のタイプ
鼻先の丸さではなく小鼻が大きい場合も、団子鼻の印象が強くなります。
小鼻(鼻翼)部分の皮膚が分厚い場合や脂肪が多い場合は、小鼻が大きく横に広がって見えてしまいます。
このタイプは、むくみ・脂肪・元々の骨格などが影響しています。
また、小鼻が大きく広がっているため、鼻の穴が目立つ方が多いことも特徴です。
鼻先の状態ではなく小鼻が大きいと感じるこのタイプは、鼻尖形成か小鼻縮小がおすすめです。
小鼻や鼻先の形や皮膚の状態によって適切な施術が異なるため、信頼できる医師の診断に従いましょう。
団子鼻を悪化させる要因
団子鼻の原因は、遺伝などによる元々の骨格の場合が多いです。
しかし、むくみや皮膚の分厚さなども影響するため、団子鼻を悪化させる次の生活習慣に気をつけましょう。
・むくみ
・鼻を触る癖
・姿勢の悪さ
・うつ伏せ寝 など
塩分やアルコールの摂りすぎで顔がむくんでしまうと、鼻にも老廃物が溜まるため鼻が大きくなる原因に繋がります。
また、鼻を頻繁に触ると刺激を受けた部分を保護するために皮膚が分厚くなります。
そのため、鼻の大きさにお悩み方はむくみや鼻の触りすぎに注意して悪化を防ぎましょう。
他にも、姿勢の悪さやうつ伏せ寝などの骨格を歪ませる生活習慣にも注意が必要です。
鼻の軟骨は簡単には変形しませんが、うつ伏せ寝で鼻を圧迫し続けることで徐々に鼻が潰れてしまう可能性があります。
また、姿勢の悪さも骨盤・骨格の歪みを引き起こし、皮膚のたるみや鼻の軟骨の歪みにまで影響する可能性があるため、あなどれません。
日々の生活習慣や姿勢を正すことは、団子鼻の悪化を防ぐだけではなく様々な肌トラブルのケアに繋がるため、美意識が高い方は注意すべきポイントですよ。

団子鼻を解消する方法はある?
自力で団子鼻を解消したいと考えた場合、むくみを解消する次のマッサージがおすすめです。
①小鼻の横のくぼみを指の腹で優しくほぐす。
②小鼻を中指or薬指で優しく挟み、鼻筋に沿って眉頭まで流す。
③眉頭の下のくぼみを指の腹で優しくほぐす。
マッサージで老廃物の排出を促し、鼻のむくみ解消に繋げましょう。
この時、マッサージクリームや乳液などで滑りを良くしておくことがポイントです。
何もつけない状態でマッサージをすると摩擦を起こしてしまい、肌トラブルや鼻の皮膚が分厚くなる原因になるため注意してください。
団子鼻を解消して横顔美人に!
団子鼻を解消する正しい方法は、美容クリニックで鼻整形を受けることです。
鼻の構造は複雑で、人それぞれ鼻の状態は異なります。
団子鼻を解消する鼻整形のそれぞれの施術の特徴を理解して、横顔美人を目指しましょう。
切らない鼻尖形成
切らない鼻尖形成は、鼻の穴から特殊な糸を通して鼻先を尖らせる施術です。
左右に離れている鼻翼軟骨を縫い寄せて鼻先を細くする切らない鼻尖形成は、切開の必要がありません。
そのため、体への負担が少なくダウンタイムも短いため、初めての鼻整形でも比較的チャレンジしやすい施術ではないでしょうか。
大幅に鼻の高さを出すことは難しいですが、丸い鼻先を解消してシャープな鼻先を叶えたい方におすすめです。
切開法による鼻尖形成
切開法による鼻尖形成は、鼻を切開して余分な皮膚や脂肪などの組織を切除し左右の鼻翼軟骨を縫い寄せる施術です。
鼻先の皮膚や脂肪組織を取り除くことができるため、存在感のある団子鼻にお悩みの方は切開法による鼻尖形成がおすすめです。
鼻柱部分を切開するオープン法と、鼻腔内を切開するクローズド法から希望によって選択できます。
クローズド法のほうが傷跡が目立ちにくいですが、オープン法でも真正面から見た時に見えない位置を切開するため傷跡は目立ちにくいので安心してください。
また、鼻先を尖らせるだけではなく高さも求める場合は、軟骨移植を組み合わせて鼻の高さを出すことがおすすめです。
※画像は、切開法による鼻尖形成の症例写真です。

鼻尖部軟骨移植
鼻尖部軟骨移植は、鼻先に耳介軟骨・人工軟骨のいずれかを移植して鼻先を整える施術です。
鼻尖形成だけでは希望する高さが出ない場合に、軟骨移植を組み合わせて横から見てもツンと尖った高さのある鼻先を叶えます。
さらに高さを出したい場合は、プロテーゼやヒアルロン酸による隆鼻術などを組み合わせることもおすすめです。
※画像は鼻尖形成・軟骨移植・小鼻縮小を行なった症例写真です。

まとめ
団子鼻は、鼻のタイプや状態に合わせて適切な鼻整形を受けることで解消できます。 正面から見ても大きく存在感のある団子鼻は、鼻尖形成や小鼻縮小で細い鼻を叶えます。 また、横から見た時の鼻の高さやツンと尖った鼻先を求める場合は、鼻尖部軟骨移植や隆鼻術の併用も検討してみましょう。 当院では、一人一人の顔立ちや理想、お悩みに沿った鼻整形を提案・提供しています。 どの鼻整形を受けたら良いか悩んでいる方は、一度塩満院長のプロデュースを受けてみてはいかがでしょうか。 インスタグラムやYouTubeで詳しい症例が確認できるので、チェックしてみてくださいね。