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クリニックコラム

鼻筋を高くする方法や鼻先を細くする方法は?

鼻が低い、鼻筋が太い、鼻先が丸いなど、鼻はコンプレックスをもちやすいパーツでもあります。
この記事では、鼻筋を高くする方法と鼻先を細くする方法について、美容整形とセルフケアの両方を紹介していきます。
理想の鼻を作りコンプレックスを解消したい方は、ぜひ参考にしてみてください。

目次

鼻筋を高くする方法

低い鼻筋を高くするためには、隆鼻術がおすすめです。

隆鼻術には、ヒアルロン酸注入やメッシュ状の素材を挿入する方法、シリコンプロテーゼを挿入する方法などがあります。

鼻筋が太いことにお悩みの方も鼻筋の高さを出すことでスッキリと細く見せることも可能です。

それぞれの特徴を理解して、適した施術を受けましょう。

ヒアルロン酸注入

ヒアルロン酸注入は、鼻根や鼻筋にヒアルロン酸を注入することで、鼻の高さを出したり鼻筋を整えたりする施術です。

鼻の形成に適している硬めのヒアルロン酸を使用することで、横に流れることを防ぎしっかりと高さを出します。

施術は注射のみで済むため体への負担も少なく、ダウンタイムもほぼないことがヒアルロン酸注入の大きなメリットです。

また、ヒアルロン酸は元々体内に存在する物質でアレルギー反応を起こすリスクも低いため、体へ異物を入れることに抵抗がある方でも安心して受けられます。

ヒアルロン酸は少しずつ体内に吸収されるため定期的な施術が必要ですが、当院で取り扱っているアラガン社のヒアルロン酸は効果の持続期間が長い特徴があります。

まず、ジュビタームビスタボラックスは、シリーズの中で最も硬い質感で変形しにくく横に流れにくいため理想の仕上がりを実現しやすい特徴があり、効果の持続期間もシリーズ最長の18〜24ヶ月となっています。

ジュビタームビスタウルトラプラスXCは、ボラックスと比べると柔らかい製剤で滑らかな仕上がりになることが特徴で、効果の持続期間は9〜12ヶ月です。

鼻をしっかり高くしたいのか、鼻筋を微調整して形を整えたいのかなどの希望に合わせて製剤を選択することで、理想の仕上がりを叶えます。

メスを使うことに抵抗がある方や気軽に鼻整形を行いたい方は、ヒアルロン酸注入がおすすめですよ。

切らない隆鼻術(ノーズスレット)

切らない隆鼻術は、メッシュ状の溶ける素材を鼻筋に挿入することで鼻を高くする施術です。

メスを使わず注射のみで済むため、約10〜15分で完了する手軽な鼻整形です。

挿入した素材は、約2年をかけて体内に吸収され自家組織になるため、長期間効果を持続できます。

プロテーゼに抵抗はあるものの、ヒアルロン酸よりしっかりと効果を持続させたい方は、切らない隆鼻術を検討してみましょう。

鼻プロテーゼ

鼻プロテーゼは、医療用のシリコンプロテーゼを鼻根から鼻先に挿入する施術で、効果は半永久的です。

鼻の内側からプロテーゼを挿入し、しっかりと鼻の高さとボリュームを出します。

一人一人の鼻の形に合わせてプロテーゼを作ることもでき、よりオーダーメイドな施術が可能です。

切開を伴うためダウンタイムは約1〜2週間あり、完全に安定するまで約3〜6ヶ月の期間がかかります。

ヒアルロン酸注入や切らない隆鼻術と比べると大掛かりな施術になりますが、その分理想の形を作りやすく半永久的に理想の鼻筋をキープできることがメリットです。

一度の施術で半永久的な効果を求める方は、鼻プロテーゼがおすすめですよ。

※画像は、鼻プロテーゼと鼻尖形成などの施術を組み合わせた症例写真です。

鼻先や鼻筋を細くする方法

鼻が丸く大きい方は、鼻先をシャープに整える鼻尖形成や鼻先を高くする鼻尖部軟骨移植で鼻先を細くすることができます。

また、鼻筋自体にアプローチしなくても鼻先がシャープになることで鼻全体を細く見せることも可能です。

丸い鼻・団子鼻・大きな鼻にお悩みの方は、次の施術でお悩みを解消してみましょう。

切らない鼻尖形成

切らない鼻尖形成は、医療用の特殊な糸を使って鼻先を尖らせて高さを出す施術です。

鼻の穴から糸を通して鼻先を引き上げて結ぶことでシャープな鼻先を作ります。

メスを使用しないため、体への負担が少なくダウンタイムも短いことがメリットです。

特に、鼻先に脂肪が少なく皮膚が分厚くない方は、切らない鼻尖形成で細い鼻先を作ることができますよ。

鼻尖形成(切開法)

鼻尖形成の切開法では、鼻を切開して余分な皮膚や脂肪などを取り除いた上で左右の鼻軟骨を縫い寄せる施術です。

鼻先の余分な組織を切除することで、細い鼻先を作ります。

丸く大きな団子鼻にお悩みの方は、鼻先に脂肪が多くついていたり皮膚が分厚かったりすることがあるため、切開して取り除くことでシャープな鼻先を作ることができますよ。

また、傷跡の目立ちにくいクローズド法とより精度の高いオープン法を選択でき、希望通りの施術を受けることが可能です。

鼻尖部軟骨移植

鼻尖部軟骨移植は、自身の耳介軟骨を鼻先に移植し鼻の高さを出す施術です。

鼻尖形成だけでは物足りない、もう少し鼻の高さが欲しい場合などに行います。

極端に鼻の高さを出すことは難しいものの、自身の組織を移植するため自然に鼻先を高くすることができます。

鼻先が高くなることで、鼻全体がシャープに細く見えることもメリットです。

人工物を使うことに抵抗がある方などにおすすめですね。

※画像は、鼻尖形成と鼻尖部軟骨移植を組み合わせた症例写真です。

自力で鼻筋を細くする方法はある?

鼻の形自体を自力で変えることはほぼ不可能ですが、むくみを解消することで鼻が細く見えることがあります。

鼻の形は生まれつきや遺伝的要素が多いものの、体の歪みや血行不良、鼻を触る癖などからも鼻が太く大きくなることもあります。

この場合は、鼻の血行を良くして鼻筋をスッキリさせるマッサージなどを取り入れても良いでしょう。

また、簡単に鼻筋を細く見せるためにはメイクも有効です。

鼻整形を受ける前に一度試してみてはいかがでしょうか。

むくみ解消のマッサージ

団子鼻を解消するマッサージの手順を紹介します。

①両手の人差し指で小鼻を挟み、クルクルと脂肪を絞り出すイメージでほぐす。

②両手の人差し指で鼻の付け根から鼻先までをつまみ、鼻を高くするように引き上げる。

③親指の第一関節で眉間のくぼみを押す。

強い圧をかけすぎたり、皮膚の摩擦が起こると逆効果になることがあるため、マッサージを行うときはクリームなどを使って優しく行いましょう。

メイクで細く見せる

鼻を細く見せるメイクは、シェーディングを上手に使うことがポイントです。

①小鼻の膨らみから鼻先に沿ってVの字になるようにシェーディングを入れて、尖った鼻先に見せる。

②鼻の側面にシェーディングを入れて鼻の横幅を小さく見せる。

③小鼻の淵に沿うようにシェーディングを入れて、小鼻を小さく見せる。

④眉間から鼻先に向かって細くハイライトを入れる。

陰影を味方につけて、細い鼻筋を作ってみてくださいね。

まとめ

鼻筋を高くする方法はヒアルロン酸注入やノーズスレット、プロテーゼによる隆鼻術、鼻先を細くする方法は鼻尖形成や軟骨移植でした。鼻の形は複雑で人それぞれ大きく異なります。単純にどの施術を受ければよいかではなく、自身の鼻の特徴と理想のイメージに適した施術を選ぶことが大切です。当院では、一人一人に寄り添った丁寧なカウンセリングを行い適切な施術を提案しますので、理想の鼻を手に入れて自信をもちたいという方は、お気軽にご相談ください。
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