鼻の穴が大きい原因
鼻の穴が大きい原因は、元々の鼻のサイズや形と、年齢や生活習慣による骨格の変化・歪みなどが挙げられます。
また、鼻先が上向きだと正面からでも鼻の穴が見えやすく、特定の表情を作った時に小鼻が広がりやすい特徴など、原因は人それぞれです。
遺伝や生まれつきによる鼻の形や大きさを自力で変えることは困難ですが、骨格の変化や歪みなどは日頃のケアが影響していることもあります。
まずは、鼻の穴が大きく見えている原因について理解しておきましょう。
遺伝や生まれつき
鼻の形や大きさによって鼻の穴が大きい方や目立ちやすい方は、遺伝や生まれつきによる可能性が高いです。
そもそも鼻のサイズ自体が大きい人は比例して鼻の穴も大きくて目立ちますし、小鼻が横に膨らんでいると鼻の穴も丸く大きく見えてしまいます。
特に、次のような鼻の特徴がある方は、鼻の穴が目立ちやすい傾向があります。
・鼻のサイズ自体が大きい
・小鼻が広がっている
・鼻先が上向き
・鼻の穴が細長いor丸い
・鼻の穴の縁がめくれ上がっている
・笑った時に鼻の穴が広がる
一般的に、幼少期は鼻が低く、成長するにつれて鼻の高さが出て鼻が大きくなります。
成長期が終了する頃には鼻の高さや形が決まるため、その頃にこれらの特徴がある場合は生まれつきや遺伝が関係している可能性が高いです。
骨格の変化やたるみ
若い頃は鼻の穴が目立たなかったのに年齢を重ねて鼻の穴が目立つようになってきたという方は、骨格の変化や皮膚のたるみが原因と考えられます。
加齢により骨密度が低下すると骨格も変化し、鼻筋が低くなり、小鼻は丸く横に広がる傾向があります。
鼻は骨がなく空洞なので、骨密度が低下し顔の骨が痩せると、鼻の皮膚は横に広がるように引っ張られてしまいます。
すると、小鼻が横に広がり鼻の穴も大きく見えてしまう、という仕組みですね。
さらに、肌のハリや弾力が低下して皮膚のたるみが起きることも、鼻の形に影響します。
鼻の皮膚に弾力がなくなることで高さを失い鼻の穴が広がって大きく見えたり、鼻の周りの皮膚がたるむことで鼻が強調されて見えたりしてしまいます。
年齢による変化は仕方がない部分もありますが、健康的な食事や運動、生活習慣の見直し、スキンケアなどを日頃から心がけて肌の老化をケアしておきましょう。
骨格の歪み
鼻の変形は、上顎の歪みが影響しています。
頬杖・歯ぎしり・噛み合わせの悪さなどは、上顎の歪みを引き起こし鼻の形にまで影響するため、注意しましょう。
その他、脚を組む癖・片側ばかりで荷物を持つ・横向き寝やうつ伏せ寝なども、骨格の歪みに影響するため控えることがおすすめです。

自力で鼻の穴を小さくできる?
自力で、鼻の形を変えることや鼻の穴を小さくすることは、困難です。
鼻の軟骨は力をかけても大きく変化はしませんし、鼻クリップなどは刺激や炎症に繋がり鼻の皮膚が分厚くなってしまう可能性があるためおすすめしません。
しかし、鼻のむくみをとるマッサージや鼻の穴を小さく見せるメイクはすぐに実践しやすいのでおすすめです。
自力で鼻の穴を目立たなくしたいという方は、まずはマッサージとメイクを取り入れてみてください。
マッサージ
鼻や鼻の周りがむくむと、小鼻が横に広がり鼻の穴が目立ってきます。
小鼻のすぐ横から頬骨のカーブが始まる部分には、迎香(げいこう)や巨髎(こりょう)というむくみやたるみをケアできるツボがあります。
この辺りを指の腹でじっくりほぐすことで、むくみやたるみによる鼻の肥大化をケアしましょう。
メイク
鼻の穴が大きい方には、鼻の穴の上下と間にコンシーラーを馴染ませることで、鼻の穴の影を目立たなくさせるメイクがおすすめです。
鼻の穴の周りにコンシーラーを点でのせた後は、指で軽く馴染ませて鼻の穴の周りのコントラストを整えましょう。
その他、目頭のくぼみと、鼻先〜小鼻の凹み部分に薄いブラウンのシェーディングを入れると、鼻先が伸びて鼻の穴の目立ちを抑えます。
根本的な解決にはなりませんが、日常的に取り入れやすいので鼻の穴を小さく見せるメイクを取り入れてみてください。
鼻の穴を小さくする美容整形
鼻の穴を小さくしてコンプレックスを解消するには、美容整形がおすすめです。
遺伝・生まれつきで鼻の穴が目立つ方、加齢によって鼻の形が変わってしまった方、どちらの場合も美容整形でお悩みを解消することができます。
それぞれのお悩みに合わせた鼻の整形を紹介しますので、参考にしてください。
切らない小鼻縮小
切らない小鼻縮小は、小鼻の横から医療用の糸を通して内部で結ぶ施術です。
横に広がった小鼻を中心に結び寄せることで、鼻の穴を小さくします。
医療用の極細針を使って糸を通す施術で、メスを使わないため体への負担が少ないことが特徴です。
小鼻縮小(切開法)
小鼻縮小は、小鼻を直接切開して広がりを抑える施術です。
小鼻の内側を切開する方法と小鼻の外側を切開する方法、両方を切開する方法の3種類から、希望や鼻の状態に合わせて選択します。
鼻の皮膚が分厚い方は余分な皮膚や組織を切除できるので、切開法による小鼻縮小がおすすめです。
※画像は内側法と外側法をあわせて行なった症例写真です。

鼻中隔延長(耳介軟骨移植)
鼻中隔延長は、鼻の穴と穴の間にある鼻中隔に自身の耳介軟骨を移植して鼻先を延長する施術です。
上向きの鼻先が原因で鼻の穴が目立つ方は、鼻先を斜め下に伸ばすことで鼻の穴を目立たなくすることができます。
小鼻縮小と違って鼻先の高さを出すことも可能なので、小鼻の広がりではなく鼻先を整えたいという方におすすめです。
※画像は、鼻先への軟骨移植と鼻尖形成などを組み合わせた症例写真です。

まとめ
鼻の穴が大きいことにお悩みの方は、美容整形にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。 遺伝や生まれつき、加齢や生活習慣による骨格の変化やたるみなど、鼻の穴が大きい原因は人それぞれですが、自力で鼻の形を変えることや鼻の穴を小さくすることは難しいです。 そのため、小鼻縮小や鼻中隔延長などの鼻の整形で理想の鼻を作ることがおすすめです。 当院では、一人一人の希望やお悩みに耳を傾けて、最適な施術を提案して皆さまの美しさをサポートしています。 鼻の穴が大きいことにお悩みの方は、一度無料カウンセリングからお問い合わせください。