鼻翼軟骨について解説
鼻翼とは小鼻のことをいい、鼻翼軟骨とは鼻骨の下から鼻先そして小鼻に向かってあります。
鼻骨軟骨は次の3つに分けられています。
①鼻骨から鼻筋にかけて形を作っている外側鼻翼軟骨
②小鼻の上あたりにある小鼻翼軟骨
③鼻先から小鼻のカーブへと形を作っている大鼻翼軟骨
そして、この鼻翼軟骨の上に脂肪や皮膚、軟部組織があり、鼻の形をつくっています。
この中でも、小鼻の形や大きさ、鼻の穴の大きさまでに影響を与えているのが大鼻翼軟骨です。
次で、大鼻翼軟骨について詳しく紹介していきますね。
団子鼻に影響する大鼻翼軟骨
団子鼻と呼ばれる大きな小鼻や丸い小鼻は、大鼻翼軟骨の大きさや形が影響しています。
団子鼻になってしまう大鼻翼軟骨の特徴は様々ですが、主なタイプは次の通りです。
①大鼻翼軟骨が小さく未発達で、周りの皮膚や脂肪が分厚い
②大鼻翼軟骨が大きく発達していて、横に広がっている
③大鼻翼軟骨が左右に離れている
この中でも日本人に多いのは、大鼻翼軟骨が小さく未発達なタイプです。
西洋人が大鼻翼軟骨がしっかり発達し鼻先に向けて尖っているのに対し、アジア人は大鼻翼軟骨が小さく丸くなっていて小鼻や鼻先の皮膚が厚く脂肪が多い傾向があります。
それぞれの鼻の特徴によって、団子鼻を解消する方法は異なりますので、一度自身の鼻の特徴をクリニックで診てもらうこともおすすめですよ。
鼻翼軟骨を整えて理想の鼻を手に入れる方法
ここまで、鼻翼軟骨の種類と団子鼻の原因となる大鼻翼軟骨について紹介してきました。
鼻翼軟骨の形や大きさを自力で変えることは難しいため、団子鼻を解消したい方は美容整形を検討してみると良いでしょう。
ここからは、それぞれの鼻の特徴に対しての理想の鼻の作り方を紹介しますので、興味のある方はぜひ参考にしてください。
鼻尖形成で細い鼻先をつくる
大鼻翼軟骨が小さかったり横に離れている場合は、軟骨を縫い寄せて小鼻を小さくする鼻尖形成がおすすめです。
鼻尖形成は、鼻を切開して余分な皮膚や脂肪を取り除いた上で、左右の大鼻翼軟骨を縫い寄せて細い鼻先をつくります。
小鼻を小さくしたい方や、シャープな鼻先にしたい方におすすめの施術です。
また、鼻の高さが劇的に変わることはないため、大きく印象を変えたくない方にも鼻尖形成が適していますよ。
当院では、鼻柱部分を切開するオープン法と鼻腔内を切開するクローズド法の2種類の鼻尖形成を行っています。
鼻尖部軟骨移植で鼻の高さを出す
大鼻翼軟骨を縫い寄せる鼻尖形成だけでは理想の鼻の高さを出せない場合は、鼻尖部軟骨移植を組み合わせることがおすすめです。
鼻尖部軟骨移植は、人工軟骨か耳介軟骨という耳の軟骨を採取し鼻先に移植する施術です。
耳介軟骨を使用する場合は、自分の組織を使用するためアレルギー反応などの心配もないことも特徴ですよ。
鼻尖形成は、小鼻を小さくしたり鼻先を細くすることはできますが、鼻の高さを大きく変えることは難しいため、低い鼻に悩んでいる方は鼻尖部軟骨移植がおすすめです。
鼻先に軟骨を移植するときに位置を調整できるため、豚鼻のような上向きの鼻の向きを整えることも可能です。
まとめ
鼻翼軟骨の中でも、鼻先から小鼻にかけてある大鼻翼軟骨が小鼻の形や大きさに影響しています。大鼻翼軟骨が小さかったり広がったりしている場合は丸い小鼻になり、軟骨の周りの皮膚や脂肪が厚い場合は大きな鼻になります。団子鼻や丸い鼻を解消するには鼻尖形成や鼻尖部軟骨移植などの美容整形がおすすめですが、鼻の形や理想によって施術内容は変わるため、鼻の形に悩んでいる方はクリニックを受診してみてはいかがでしょうか?当院では24時間無料カウンセリングを受付中ですので、お気軽にお問い合わせください。