鼻尖部軟骨移植って何?
人工軟骨または、耳介軟骨を採取し鼻先に移植する手術になります。鼻翼軟骨を縫い合わせて、鼻先の形を整える鼻尖形成術だけでは高さが足りない場合に行います。併用して行うことで、よりご希望のデザインに近づけることができます。
どこの軟骨を使用するのか?
実際に、鼻尖部軟骨移植を行う際はどこの軟骨を使用するのか気になるかと思います。当院で行っている軟骨移植は、「人工軟骨」または「耳介軟骨」を使用します。耳介軟骨とは、耳の後ろの付け根部分にある軟骨であり、耳の後ろを切開して採取します。人工軟骨は人工物を使用しますが、耳介軟骨は自分の組織を用いて施術を行うため比較的トラブルなども起こりにくいとされています。
鼻尖部軟骨移植で期待できる効果について
鼻尖形成だけでは高さが出ないような場合に軟骨移植が必要になります。そのため、元々鼻先に高さが無い方や団子鼻でお悩みの方で、ツンとしたシャープな鼻先にしたい場合や団子鼻を解消したい方はこの施術によって鼻の形を整えることが期待できます。
鼻尖部軟骨移植|施術について
鼻尖部軟骨移植は鼻尖形成と併せて行うことが多いです。鼻尖形成には「オープン法(鼻柱部分を切開)」と「クローズド法(鼻腔内を切開)」の2種類ありますが、どちらかの方法と併せて軟骨移植を行っていきます。
それぞれの特徴については以下の通りです。
・オープン法(鼻柱部分を切開)
オープン法は切開範囲が広く、皮下組織や軟骨の状態を目視で確認できるため、デザインの自由度が高いです。鼻尖の自然な細さをだしたり、鼻翼軟骨の余分な部分をカットしたりできるため、よりご希望のデザインに沿った鼻先の形に整える手法です。
・クローズド法(鼻腔内を切開)
鼻腔内切開を行い、採取した軟骨を鼻尖部に移植して鼻尖部の高さを出します。鼻腔内を切開するため傷跡が目立たないことがメリットですが、オープン法と比較すると多少デザイン性に欠ける点があります。しかし、ダウンタイムが短く傷跡も目立ちにくいため、少ない負担で施術が可能です。
ダウンタイムについて
施術方法にもよりますが、術後はテープやギプスなどで患部を固定いたします。耳介軟骨を採取した場合も、術後は耳の固定を行います。麻酔や術後の影響で、腫れた状態は1週間程続きますが、時間経過とともに引いていきますのでご安心ください。
まとめ
今回は「鼻尖部軟骨移植」の施術について解説させていただきました。鼻尖部軟骨移植は、鼻尖形成術と併用して行われることが多く、鼻尖形成だけで高さが出ない方や、よりシャープな鼻先にしたい方におすすめの施術です。実際に、ご希望のデザインや施術内容についてはカウンセリングでご判断させていただいております。ASTRA BEAUTY CLINIC(アストラビューティークリニック)では、施術におけるメリット・デメリットを考慮した上で必要な施術を提案しております。24時間受付中・無料カウンセリングを行っておりますので、お悩みの方はまずはぜひ一度ご相談ください。