COLUMN

日本人の鼻の下の理想的な長さは、約1.5cmとされています。

鼻の穴の下にある人中から上唇の山のくぼんだ部分までをメジャーで測ると自分の鼻の下の長さがわかります。

顔立ちにもよりますが、2cm以上だと鼻の下が長いと考えられます。

鼻の下が長いなと感じている方は、実際に測って確認してみるのもよいかもしれませんね。

鼻の下が長くなる原因は、遺伝・表情筋の衰え・歯並びの悪さがあげられます。それぞれの原因と対処法をチェックしていきましょう。

顔の中で遺伝的要素が大きいパーツは、鼻の高さ・唇の形・輪郭です。鼻の高さや唇の形は鼻の下の長さにも影響するため、遺伝が原因で鼻の下が長くなっていることが多いです。

遺伝が原因の場合でも諦める必要はなく、メイク・エクササイズ・美容整形などを取り入れることで鼻の下を短くすることが可能です。

加齢や生活習慣によって、表情筋が衰えることで鼻の下が長くなります。

鼻の下の長さに影響するのは、口元にある口輪筋や鼻横の上唇鼻翼拳筋という筋肉です。これらの筋肉が衰えることで、口角がさがりたるんでしまって、鼻の下が長くなるのです。

表情筋が衰える大きな原因は加齢ですが、そのほか生活習慣も表情筋が衰える原因となります。

例えば長時間のスマホやパソコンで下を向くことが多い人、口を動かすことが少ない人は、顔がたるみやすく表情筋が衰えるので注意が必要です。

顔のたるみが気になってきた、口角が下がってきたと感じる方は、表情筋を鍛えるエクササイズを取り入れてみてはいかがでしょうか。

上の前歯が前方に出てしまっている「上顎前突」は、鼻の下が長くなる原因です。

歯が出ていると口の周りの皮膚を歯で内側から押し上げることになるため、鼻の下の皮膚が伸びて鼻の下が長くなります。

そのほか、上顎と下顎のどちらかが発達しすぎていることで、鼻の下が長くなる場合もあります。

歯並びは遺伝によるものが大きいですが、顎の発達は歯ぎしりや食いしばりなどの癖が原因のことも多いです。歯並びや顎のバランスが原因で鼻の下が長い場合は、歯科医院で相談してみるのもよいでしょう。

続いて、鼻の下を短くする方法を紹介します。

鼻の下が長い原因は、遺伝や表情筋の衰え、歯並びの3つでした。

ここでは、すぐにできるメイク方法や表情筋の鍛え方を紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

また、確実に鼻の下を短くする美容整形についてもお伝えします。

メイクを工夫することで、鼻の下を短く見せることができます。

人中短縮メイクのポイントは、鼻のシェーディングと唇のボリュームアップです。

まず、鼻のすぐ下の部分にシェーディングで影をつけます。鼻の下に影をつけることで鼻と口の距離が近く見えます。

次に、ベージュ系のリップライナーで口角から上唇まで少しはみ出るように輪郭をとり、ぼかします。ふっくらとした唇を演出することで鼻と口の距離を縮めて見せることができます。

鼻と口の距離を近づける人中短縮メイクは、簡単に鼻の下を短く見せることができるので、ぜひ試してみてくださいね。

鼻の下の長さに影響する口輪筋を鍛えるエクササイズで、鼻の下を短くすることができます。

今回は、口輪筋をほぐす動きと鍛える動きの2つを紹介します。

まず、口を「あ」「う」と動かして口輪筋をほぐす動きです。

①唇を前に突き出すようにして、口を「う」の形にする

②口角を引き上げて笑顔をつくるように、口を「あ」の形にする

③10回繰り返す

次は、割り箸を使って口輪筋を鍛える動きです。

①割り箸を水平にして、唇でくわえる

②割り箸よりも高い位置まで口角を引き上げる

③10〜30秒キープ

口輪筋を鍛えることで、鼻の下を短くするだけではなく、ほうれい線やたるみ、いびきなどにも効果が期待できます。

コツコツと続けることで、少しずつ顔のたるみや口角が変わってきますよ。

美容整形で、鼻の下を短くする方法は、人中短縮とM字リップ形成です。

人中短縮は、鼻の下の皮膚を切除し縫合することで、鼻の下を短くする手術です。唇が自然と上向きになるため魅力的な唇を手に入れることもできます。施術効果は半永久的で、確実に鼻の下を短くしたい方におすすめです。

M字リップ形成は、唇にボリュームを出すことで鼻の下を短くすることができます。手軽なヒアルロン酸注入はダウンタイムがほとんどないため、気軽に試すことができます。