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顎や顔の脂肪注入とは?デメリットやダウンタイムについて詳しく解説!

ほうれい線やおでこのシワ、目の下のくまやたるみは、年齢とともに目立つようになり老けて見える原因となりますよね。そんなボリュームロスが気になる部位は、マッサージやスキンケアだけで改善することは難しいため、ハリを与える脂肪注入がおすすめです。
また、加齢による肌悩みだけではなく、鼻や顎の高さが足りなくて悩んでいる方も脂肪注入でお悩みを解消することができるんですよ。
今回は、美容整形術の中でも近年人気が高まっている顔の脂肪注入について紹介していこうと思います。脂肪注入のメリット・デメリットやダウンタイムまで詳しく解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。

目次

脂肪注入とは?

脂肪注入とは、自身の身体の不要な脂肪を吸引・採取し、シワやたるみなどが気になる部位に脂肪を注入する施術です。頬のコケや深いほうれい線、ゴルゴラインなど脂肪の減少によりボリュームロスが起こっている部位に脂肪を注入することで、肌にふっくらハリを与えることができます。

吸引した脂肪から不純物を取り除き良質な脂肪のみを注入することで、定着率UPやしこりを出来にくくして自然な仕上がりを目指します。

ヒアルロン酸注入と比べて、半永久的な効果があることや自身の脂肪を使用するため異物反応の心配がないことなどが特徴です。

顎や顔に脂肪注入するメリット・デメリット

脂肪注入は顔のほとんどの部位に行うことができ、例えば顎に脂肪注入することで理想のEラインをつくり、美しい横顔を手に入れることができます。

また、おでこのシワやほうれい線など顔の気になる部位に脂肪注入すると、肌のハリが生まれ若々しい印象を取り戻すことができるなど、嬉しい効果はたくさん。

ここでは脂肪注入のメリットとデメリットについて、解説していきます。

脂肪注入のメリット

まず、一つ目のメリットは、アレルギーを起こす心配がないことです。顎や顔に脂肪注入する際は、自身の身体の余分な脂肪を採取して注入します。自分の身体の脂肪を使うためアレルギーを起こす心配がないことは大きなメリットといえるでしょう。

二つ目のメリットは、脂肪が定着すれば半永久的な効果を維持できることです。注入した脂肪は約50%は体内に吸収されてしまいますが、それ以外の脂肪は定着し効果は持続するため、ヒアルロン酸注入のように繰り返し施術を受ける必要はありません。

三つ目のメリットは、太ももやお尻、お腹、二の腕などの脂肪を吸引し使用するため、部分痩せも叶うことです。脂肪吸引ほど多くの脂肪を吸引しませんが、部分的に痩せたいと考える方には嬉しいポイントですよね。

【脂肪注入のメリット】

・アレルギー反応の心配がない

・半永久的な持続効果

・部分痩せも叶う

脂肪注入のデメリット

脂肪注入のデメリットの一つは、脂肪吸引が必要なことです。皮下組織の脂肪細胞を吸引するため身体への負担はどうしても避けられません。脂肪吸引に抵抗がある方やダウンタイムを避けたい方にはデメリットになるでしょう。

もう一つのデメリットは、注入した脂肪の約50%は体内に吸収されてしまい、定着率には個人差があるため最終的にどのくらい定着するのかわからないことです。注入した脂肪は約1〜3ヶ月かけて体内に吸収されるため、術後3ヶ月ほど経過してからの状態を確認する必要があります。もし手術直後の状態を理想とするなら、何度か脂肪注入を受ける必要があるので、注意しましょう。

【脂肪注入のデメリット】

・脂肪吸引が必要

・最終的にどのくらい定着するのかわからない

脂肪注入のリスクやダウンタイムは

顔への脂肪注入で注意したいリスクは、顔の凹凸感としこりです。

同じ部位に多くの脂肪を注入したり注入する脂肪に不純物が残っていたりするとしこりになるリスクが高くなります。他にも、皮膚の浅い部分に脂肪を注入することで顔が凸凹になってしまうこともあるため、顔の脂肪注入を受ける際は、担当医の説明をしっかり受けてリスクについて理解するようにしましょう。

さらに副作用として、注入部の赤みや腫れ、吸引部の痛みや内出血が挙げられます。

赤みや腫れはメイクでカバーできる程度で、約1週間で徐々に落ち着いてきます。

脂肪吸引をした部位に起こる内出血は2〜3日でピークを迎え、1〜2週間で消失していくケースが多いため、心配はいりません。また、脂肪吸引した後は、吸引部に筋肉痛や打ち身のような痛みが起こるため、数日間は圧迫し固定して安静にする必要があります。

これらのリスクに関しては、鎮静剤を処方するクリニックも多いので不安な方は事前に担当医に相談しておきましょう。

脂肪注入が向いている人・向いていない人の特徴

リスクや副作用についてきちんと理解しておけばメリットが多い脂肪注入ですが、向いている人と向いていない人の特徴があります。

脂肪注入を検討している方は、自身が脂肪注入に向いているのか向いていないのか事前によく確認した上で脂肪注入を受けると安心ですよ。

もし、脂肪注入が向いていない場合でもヒアルロン酸注入やHIFU、糸リフトなど肌のハリを出す美容整形術はたくさんあるため、そちらも視野に入れておくとよいでしょう。

脂肪注入が向いている人

脂肪注入が向いているのは、脂肪が多い方、中年期以降の女性の方です。

顔へ脂肪注入する際は、太ももやお尻などについている不要な脂肪を吸引して希望の部位に脂肪注入します。したがって十分に吸引する脂肪がついている方は脂肪注入に向いています。

また、若い方は新陳代謝が活発で脂肪の定着率が低く、男性よりも女性のほうが脂肪を採取しやすいことから、脂肪注入は中年期以降の女性に向いている施術といえます。

脂肪注入が向いていない人

逆に脂肪注入が向いていないのは、十分な脂肪がない方、中肉中背の男性の方、体重の増減が激しい方です。

余分な脂肪が少なく十分に脂肪を採取できない方は、残念ながら脂肪注入の施術は不向きです。

また、中肉中背の男性は注入した脂肪が定着しにくい傾向があるため、こちらもおすすめはできません。

さらに、注入する脂肪は脂肪がつきやすい部位から採取しているため、太ったときにふくらみやすい性質があります。そのため、体重増減にあわせて注入した脂肪がふくらんだりしぼんだりしてしまうので、体重の増減が激しい方も脂肪注入はおすすめの施術とはいえないのです。

まとめ

ここまで、顎やおでこのシワ、ほうれい線など顔の脂肪注入について詳しく紹介してきました。自分の身体の余分な脂肪を吸引して顔の気になる部分に注入しボリュームアップを目指す脂肪注入術。定着した脂肪は体内に吸収されることなく、半永久的に効果が持続するメリットがあり、ヒアルロン酸注入のように何度も繰り返し施術を受ける必要がありません。 理想的なEラインを作りたい方や顔のボリュームロスが気になる方などが顔の脂肪注入によってお悩みを解消することができますので、気になる方はまずは無料カウンセリングでご相談ください。当院では、実績のある女性医師がカウンセリングからすべての施術まで担当します。
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