顔が大きくなる原因
顔を小さくしたいと考えたときは、まず顔が大きくなる原因を知り一つずつ対策をすることが大切です。
顔が大きく見える原因のポイントは次の4つです。
・むくみ
・脂肪
・エラ張り
・たるみ
・骨格
まず、顔がむくんでいたり脂肪がつきすぎていたりすると、顔が丸く大きく見えます。
朝と夜で顔の丸さに変化がある場合や日によって変化がある場合はむくみ、常にフェイスラインや頬が丸い場合は脂肪と考えましょう。
むくみは体の水分量の変化による一時的なもののため、マッサージなどで老廃物の排出を促せば比較的簡単に解消できます。
しかし、放置すると顔に脂肪がつきやすくなり落ちにくくなるため、日々のむくみは放置しないように気をつけましょう。
他に、食いしばりの癖がある方や硬いものを好んで食べる方は、エラが張ることで顔が大きく見えます。
食いしばりは無意識に起こることが多いですが、緊張した場面やストレスがかかるときに起こりやすいため、歯を食いしばっていると感じたら、意識的に改善してみましょう。
また、フェイスラインや顎の皮膚にたるみがある場合は、輪郭がぼやけて全体的に顔が大きく見えてしまいます。
特に、年齢とともに肌にハリがなくなった方や脂肪が減った方は、たるみが原因の可能性が高いです。
皮膚のたるみはセルフケアでは改善できないため、たるんでしまう前にエイジングケアができる化粧品を取り入れたり規則正しい生活習慣を心がけたりして、早めのケアを取り入れましょう。
さらに、頬骨やエラの骨が他の人より大きいと感じる場合は、生まれつきの骨格が顔の大きさに影響を与えています。
骨削りなどの方法もありますが、それぞれの骨のパーツが目立たない工夫で改善を目指しましょう。
頬骨が出ている方は脂肪が減少すると余計に骨が目立ってしまいますし、エラの骨が出ている方は食いしばりがあるとさらに悪化してしまいます。
これらのことに気をつけることで、骨格が強調されてしまうことを防いでみてください。
また、顎が小さく後退している場合も顔のバランスが崩れてしまいます。
顎が小さいと小顔になると思いがちですが、しっかり顎の高さがないと頬ばかりが目立って顔が大きく見えてしまうのです。
該当する原因がわかったら、それぞれの対策を行なって顔が大きくならないように注意してみてください。
顔を小さくする方法セルフケア
顔を小さくするためのセルフケアは、原因にあわせて行いましょう。
ここでは、むくみやたるみなどに対してできるセルフケアを紹介します。
骨格や食いしばりなどは自力で改善することは難しいですが、まずはできることから始めてみてください。
生活習慣
顔が大きくならないように、まずは生活習慣を見直しましょう。
塩分・アルコールの摂りすぎはむくみに大きく影響し、脂質の摂りすぎも太って顔に脂肪がつく原因になりますよね。
また、ほうれん草やブロッコリーに多く含まれるカリウムは、余分な塩分の排出を促しむくみ解消に効果的なので、積極的に摂取すると良いでしょう。
まずは、むくみ・脂肪の対策として食生活を見直してみてはいかがでしょうか。
しかし、食生活以外にも顔が大きくなる原因は隠れています。
例えば、冷えや肩こりなどがあると血行不良が起こり顔の細胞まで必要な栄養が送られず、むくみやたるみの原因となります。
また、スマホの使いすぎなどによる猫背の姿勢や足を組むなどの骨盤のゆがみは、皮膚のたるみに大きく影響します。
さらに、紫外線は肌内部のコラーゲンにダメージを与えて皮膚のたるみを加速させるので、こちらも注意が必要です。
顔を小さくするために、できることから始めてみましょう。
マッサージや表情筋トレーニング
マッサージや表情筋トレーニングは、むくみ解消とたるみのケアに役立ちます。
マッサージでは、リンパの流れを良くして老廃物の排出を促すことでむくみの解消を目指しましょう。
【むくみ解消のマッサージ】
①顎下から耳の下に向かい優しく圧をかけて流す。
②耳の下を円を描くように優しくプッシュ。
③首筋から鎖骨まで流す。
④耳全体を揉みほぐす。
そして、表情筋トレーニングでは普段使わない表情筋を鍛えたりほぐしたりすることで、たるみのケアを目指します。
【表情筋トレーニング】
①口を閉じた状態で舌を大きく回す。
②10秒程度行った後、反対回しをする。
リンパの流れを促してむくみをスッキリさせたり、口周りの筋肉を刺激してたるみのケアをしたりして、小顔を目指してくださいね。
顔を小さくする方法美容整形
顔を小さくする美容整形は、たるみ・脂肪・エラ張り・骨格のそれぞれへアプローチする方法があります。
むくみの解消はセルフケアで可能なことがありますが、それ以外のことが原因で顔が大きく見えている場合は、美容整形を取り入れて理想の輪郭を叶えてみましょう。
それぞれの施術の特徴やおすすめの方を紹介するので、どの施術が適しているのか参考にしてみてください。
顔の脂肪吸引
顔の脂肪吸引は、気になる部分の脂肪を落とし顔をスッキリさせる施術です。
頬、フェイスライン、顎下などの気になる部分の脂肪をピンポイントで落とすことができ、脂肪細胞そのものを減らすためダイエットのようにリバウンドすることもありません。
施術では、耳の後ろに2mm程度の小さな穴を空けてカニューレを通し、シリンジで丁寧に吸引します。
カニューレを通す場所は耳の後ろの目立たない部分のため、傷跡が目立ちにくいこともメリットの一つです。
さらに、縫合の際には溶ける糸を使用するため抜糸の必要もありません。
通常のダイエットではピンポイントで狙った場所の脂肪を落とすことは難しくリバウンドの可能性もありますが、脂肪吸引では即効で確実に顔の脂肪を落とすことができますよ。
【顔の脂肪吸引がおすすめの方】
・顔の脂肪が多い方
・ダイエットでは顔が小さくならなかった方
糸リフトや切開リフト
糸リフトや切開リフトは、顔のたるみを物理的に引き上げてフェイスラインをスッキリさせる施術です。
肌のハリ・弾力が低下し顔の下半分のたるみのせいで顔が大きく見えている方は、たるみをスッキリさせて小顔を目指しましょう。
糸リフトは、切開の必要がなく突起のついた溶ける糸を挿入し、たるみを引き上げる施術です。
脂肪燃焼効果もあるため、顔がキュッと引き締まりますよ。
当院では3種類の糸メニューを取り扱っていて、糸の種類や本数は一人一人に合わせて選ぶことでオーダーメイドな治療を行っています。
切開リフトは、こめかみから耳の下までを切開してたるんだ皮膚を切除して縫合する施術です。
根本的にたるみを取り除くことができるため、長期的な効果が期待できます。
【糸リフトがおすすめの方】
・切開せずにたるみを治療したい方
・同時に脂肪を燃焼しさらに顔を引き締めたい方
【切開リフトがおすすめの方】
・根本的に皮膚のたるみを取り除きたい方
・より長期間効果を持続させたい方
エラボトックス
エラボトックスは、歯を噛み締める時に使う咬筋という筋肉にボトックスを注入しエラ張りを改善する施術です。
顔がホームベース型になっていることで顔が大きく見えている方は咬筋の働きを抑制して筋肉を小さくするエラボトックスがおすすめです。
特に、歯ぎしり・食いしばりの癖がある方は咬筋が発達しやすく、その癖はなかなか自力で治せないため、エラボトックスで根本的な改善を目指してみましょう。
ボトックスは、施術後約1ヶ月で見た目に変化が現れ、約3〜6ヶ月その効果が持続します。
定期的に施術を受ける必要はありますが、整形したことが周りにバレにくいというメリットにもなりますね。
また、骨格が原因でエラが張っている方でも咬筋を小さくすることでエラ張りが解消することが多いです。
骨削りなどの大掛かりな手術を行う前にエラボトックスでどこまで効果を実感できるか、検討してみてはいかがでしょうか。
【エラボトックスがおすすめの方】
・エラが張っている方
・歯ぎしり食いしばりがある方
・徐々に効果を得たい方
※画像は、エラボトックスと他の施術を組み合わせた症例写真です。
ヒアルロン酸注入
ヒアルロン酸注入は、ボリュームロスが気になる部分にヒアルロン酸を注入して顔のバランスを整える施術です。
小顔治療では、頬の下に注入して頬骨の目立ちを改善したり、顎の高さを出して顔を小さく見せたりすることができます。
脂肪やたるみが原因ではなく、骨格や顔のバランスのせいで顔が大きく見えている場合は、適した部位へヒアルロン酸を注入することで簡単に小顔にすることが可能です。
ヒアルロン酸は徐々に体内に吸収されていくため、定期的な施術が必要ですがダウンタイムもほとんどなく体への負担が少ないため人気の施術ですよ。
【ヒアルロン酸注入がおすすめの方】
・頬骨の出っ張りが気になる方
・顎が小さい方
・手軽な施術で顔のバランスを整えたい方
※画像は、糸リフトや顎ヒアルロン酸注入など複数の施術を組み合わせた症例写真です。
まとめ
顔が大きく見えている原因は、むくみ・脂肪・たるみ・骨格などでした。むくみは、生活習慣の見直しやマッサージなどで解消が可能ですが、確実に顔を小さくする方法は美容整形がおすすめです。セルフケアで限界を感じている方は、原因に合った施術を受けて小顔を目指しましょう。当院では、一人一人のお悩みに寄り添った施術で理想の美しさを叶えますので、顔を小さくしたいとお悩みの方はお気軽にお問い合わせください。