二重顎の原因
二重顎の原因として考えられる要素は次のとおりです。
・脂肪が多い
・皮膚のたるみ
・姿勢の悪さ
・顎が小さい(元々の骨格)
まずは、最も一般的な原因として挙げられる脂肪の増加です。
体重が増えて太ってしまうと、顔の脂肪も増えるためフェイスライン・顎下がもたつき二重顎になります。
この場合は、基本的にダイエットで脂肪を落とすことが、二重顎の解消方法です。
また、年齢とともに骨・脂肪が減少することで余った皮膚がたるみ、二重顎になってしまうこともあります。
骨・脂肪の減少を防ぐための規則正しい生活習慣が大切ですが、すでに皮膚のたるみがある場合は美容整形が最も効果的です。
この皮膚のたるみの原因は加齢によるものが多いですが、姿勢の悪さなども影響しているので注意しましょう。
姿勢が悪い人は、顔(頭)が肩よりも前に出ています。
顔が前に出ている状態だと首や肩周りの筋肉が衰えて皮膚のたるみにつながります。
スマホ・パソコンの使いすぎによって前屈みの姿勢が癖になってしまうと、若くて太っていない場合でも二重顎になるので、注意してください。
さらに、脂肪が多くなく皮膚のたるみがないのに二重顎になる場合もあります。
その場合は、生まれつき顎が小さいことが影響していると考えられます。
顎が小さいと首から顎先までの距離が短いため、少し下をむいただけでも皮膚や脂肪がもたついて二重顎になります。
骨格が原因で二重顎になっている場合は、美容整形で顎の高さを出すことがおすすめです。
二重顎に効果的な美容整形
二重顎になってしまう原因は、大きく分けて脂肪・皮膚のたるみ・骨格でした。
脂肪や皮膚のたるみを予防することで将来的な二重顎を予防することはできますが、確実に二重顎を解消するためには美容整形がおすすめです。
脂肪により二重顎になっている方はダイエットでの解消も可能ですが、ダイエットは時間がかかりますし顎下についた脂肪が皮膚を引き延ばしている可能性もあるでしょう。
そのため、確実に二重顎に効果があるのは美容整形です。
ここからは、お悩み別に二重顎を改善する美容整形を紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
ハイフ
まずは、皮膚のたるみを改善しリフトアップを叶えるハイフです。
ハイフは特殊な超音波で緩んだ筋膜にアプローチをして肌を引き締める施術で、切らないリフトアップとして近年話題を集めています。
二重顎の原因が、骨・脂肪などの減少で余った皮膚のたるみの場合にハイフは適しています。
しかし、脂肪が多いことが原因の二重顎の場合も脂肪細胞を分解する効果もあるため、ハイフでも効果を実感できるでしょう。
脂肪吸引ほどの目に見える効果は感じにくいかもしれませんが、施術時間・ダウンタイム・身体への負担を少なくし、脂肪を減らしたい方には向いています。
また、ハイフの効果を実感できるのは術後約1〜3ヶ月で、持続期間は約半年〜1年です。
そのため、効果を持続させるためには、約3ヶ月〜半年の頻度で施術を受ける必要があります。
【ハイフがおすすめな方】
・身体への負担を少なく二重顎を改善したい方
・メスや注射などによる美容整形を受けたくない方
・徐々に効果を実感したい方
・定期的に施術を受けられる方
糸リフト・切開リフト
顎下の脂肪やたるみをスッキリさせて二重顎を改善するには糸リフト・切開リフトもおすすめです。
糸リフトは、顔の内部に突起のついた糸を挿入してたるみを引き上げる施術で、同時に脂肪を燃焼させる効果もあります。
溶ける糸を使用するため効果の持続期間は約1〜3年となりますが、本数を増やすことで効果が長続きするので、自身に合わせた糸の種類・本数を選択しましょう。
対して切開リフトは、こめかみ〜耳の下までを切開して皮膚・人体・筋膜を剥離して内部処理をした後に余った皮膚を切除して縫い合わせる施術です。
皮膚を切除するため、顔のたるみから深いシワまで一度に治療でき、効果もしっかり実感できます。
糸リフトに比べて、身体への負担も大きく施術時間・ダウンタイムも長いですが、その分効果の持続期間が長いことも特徴です。
【糸リフトがおすすめな方】
・メスを使わずに二重顎を改善したい方
・顎下に脂肪・たるみがある方
・定期的に施術を受けられる方
【切開リフトがおすすめな方】
・余分な脂肪や皮膚を取り除きたい方
・メスを入れることに抵抗がない方
・二重顎だけではなくシワも同時に治療したい方
脂肪吸引
顎下に多くの脂肪がついてしまっている方は、脂肪吸引で二重顎を改善することがおすすめです。
顔の脂肪吸引は、耳の後ろに小さな穴を開けてカニューレを通し、余分な脂肪を吸引する施術です。
頬・フェイスライン・顎下などの気になる部分の脂肪を吸引できるため、部分痩せが叶います。
また、脂肪細胞を直接減らすことができるため、ダイエットのようにリバウンドの心配がありません。
しかし、脂肪吸引自体に皮膚の引き締め効果はないため、顎下の皮膚がたるんでいる場合はたるみを引き上げる施術を組み合わせることがおすすめですよ。
自身の二重顎が脂肪吸引単独で治療可能か、医師に相談してみるとよいでしょう。
【脂肪吸引がおすすめの方】
・顎下の脂肪が原因で二重顎ができている方
・リバウンドなく顎下の脂肪を減らしたい方
あご形成
脂肪の多さや皮膚のたるみではなく、顎が小さいことが原因で二重顎になっている場合は、顎の高さを出すあご形成がおすすめです。
顎の高さを出すことで、顎下に余ってしまっている皮膚や脂肪を目立たなくして二重顎を改善します。
あご形成には、手軽にできるヒアルロン酸注入や糸で引き上げる方法、プロテーゼを挿入する方法があります。
手軽な方法で顎の高さを出したい方はヒアルロン酸注入、より長期間の効果を求める方は糸やプロテーゼを挿入する方法が向いています。
【あご形成がおすすめの方】
・脂肪や皮膚のたるみがなく二重顎になっている方
・顎が小さい方
・横顔の美しさを求める方
二重顎に効果的なセルフケア方法はある?
最後に二重顎に効果的なセルフケア方法を紹介します。
・トレーニング
・姿勢の改善
・食生活の改善
顔や身体のトレーニングは、筋力の維持・向上や脂肪の増加を防ぐことにつながるため、二重顎に効果的な方法です。
トレーニングにより筋力が増えると正しい姿勢を維持できるようにもなるため一石二鳥ともいえるでしょう。
そして姿勢を正すことは、頭・首・肩を正常な位置に戻し、顎下のたるみを予防できます。
また、食生活の改善もとても大切です。
食べ過ぎを防ぎバランスの良い食生活にすることは、肥満の防止になりますし、よく噛んで食べることで口元の筋力低下を防ぎます。
ちなみに、マッサージも二重顎に効果があるといわれていますが、直接的に二重顎を改善することは難しいでしょう。
マッサージは顔のむくみを解消することができるため、フェイスラインがすっきりしたと感じる場合もありますが、脂肪・皮膚のたるみをケアできるものではありません。
もちろん日々のむくみケアは将来的なたるみの予防につながるため大切なことですが、二重顎に必ず効果があるとはいえないため注意してくださいね。
まとめ
この記事では、二重顎に効果があった方法を紹介しました。脂肪の増加・皮膚のたるみ・顎の小ささが原因で目立ってしまう二重顎は、美容整形で治療する方法が効果的です。ハイフ・糸リフトなどのたるみを改善する施術や直接脂肪細胞を減らす脂肪吸引まで、二重顎の美容整形には多くの種類があります。自身に適しているのはどのような施術なのか、一度クリニックで相談してみてはいかがでしょうか?当院では実績のある女性院長が、ひとりひとりに合った施術を提案しますので、ぜひ安心してお問い合わせください。