COLUMN

頬のコケが気になる・顔をふっくらさせたいという方は、ヒアルロン酸注入や脂肪注入がおすすめです。

顔のボリュームロスの原因は、肌のハリ・弾力の低下と脂肪の減少です。

過度なダイエットが原因の場合は、食生活などを改善して顔をふっくらさせることもできますが、基本的に頬のコケをセルフケアで改善することは難しいです。

そのため、直接的に見た目を変えたい場合には、ヒアルロン酸注入や脂肪注入の美容整形を取り入れる必要があります。

より手軽な方法を希望する場合は注射のみで済むヒアルロン酸注入、長期間効果を持続させたい場合は脂肪注入が向いています。

まずは、それぞれの施術の特徴・メリット・デメリットなどをみていきましょう。

ヒアルロン酸注入は、ボリュームロスが気になる部位にヒアルロン酸製剤を注入する施術です。

頬のコケが気になる部位にヒアルロン酸を注入することで、肌を内側から支えて顔をふっくらさせます。

注射のみで済む施術でダウンタイムがほとんどなく、施術直後から効果が実感できます。

また、医療行為のため副作用が起こるリスクはゼロではありませんが、内出血や腫れなどを起こすリスクは低いことが特徴です。

さらに、ヒアルロン酸は元々体内にある物質のため、アレルギー反応を起こすリスクも低いというメリットもあります。

しかし、注入したヒアルロン酸は少しずつ体内に吸収されていくため、効果は永久的ではありません。

一般的に効果の持続期間は約1〜2年で、定期的に注入することで効果が続き、その持続期間は回数を重ねることで長くなっていきます。

【メリット】

・施術時間が短い

・ダウンタイムがほとんどない

・アレルギー反応を起こすリスクが低い

・身体への負担が少ない

【デメリット】

・定期的な通院が必要

・副作用が起こる可能性がある

※画像は頬のヒアルロン酸注入と美肌リフトなどの施術を行った症例写真です。

顔の脂肪注入は、自身の太もも・お尻・二の腕などから吸引した脂肪をボリュームロスが気になる部位に注入して、顔をふっくらさせる施術です。

自身の脂肪を注入するため、自然な仕上がりになりアレルギー反応などを起こすリスクも低いです。

また、一度定着した脂肪は吸収されることなく自家組織となるため、効果は永久的に続きます。

ヒアルロン酸のように定期的に注入する必要がないことが脂肪注入のメリットです。

しかし、脂肪の定着率には個人差があり施術前に正確に予想することは難しいため、仕上がりが理想通りにならない可能性があることも理解しておきましょう。

脂肪の定着が予想よりも少なく、もっと顔をふっくらさせたい場合にはもう一度脂肪注入を行います。

逆に定着した脂肪が多く、顔がパンパンになってしまったという場合は、脂肪溶解注射を行うなどで対応が可能です。

【メリット】

・定着した脂肪の効果は永久的

・多少の部分痩せも可能

・仕上がりが自然

【デメリット】

・脂肪吸引を行った箇所のダウンタイムがある

・脂肪の定着が予想と異なる場合がある

※画像は頬の他にほうれい線や顎などに脂肪注入を行った症例写真です。

顔をふっくらさせたい場合は美容整形が確実な方法ですが、セルフケアも取り入れて頬のコケを対策することも大切です。

頬のコケは、肌のハリ低下・脂肪の減少によって起こるため、正しいケアを行い肌老化の加速を防いでいきましょう。

紫外線は、肌内部のコラーゲン・エラスチンにダメージを与え、肌のハリ低下に大きな影響を及ぼします。

また、肌の水分も奪っていくため、紫外線対策は美肌を保つためにとても重要です。

年間を通して日焼け止めを塗って、帽子や日傘も使って肌のハリ低下を防ぎましょう。

頬コケに加えて、シワ・たるみ・シミなど、数々の肌悩みを引き起こす紫外線から徹底して肌を守ってください。

無理なダイエットをすると顔の脂肪が減り、やつれてしまいます。

特に痩せている方や顔に脂肪がつきにくい方は、将来頬が痩せて老けて見られたり疲れて見られたりする可能性が高いです。

栄養バランスの取れた食事を意識して、必要以上に脂肪を落とさないように注意しましょう。

表情筋が低下したり凝り固まったりしていると、肌のたるみに影響します。

特に、普段人と話す機会が少ない方やパソコン・スマホの使いすぎで肩こりがある方などは、表情筋や首肩周りのケアをすることがおすすめです。

意識的に大きく口元を動かして表情筋を鍛えたり、頭皮・こめかみ・咬筋などをほぐしたりするセルフケアを取り入れてみてはいかがでしょうか。