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頬のへこみが片方だけなのは病気?原因や治療法を詳しく解説!

頬のへこみ・コケがあると一気に老けた印象になってしまいます。また、「左右対称ではなく片方の頬だけへこんでいる」とのお悩みをもつ場合もありますよね。頬のへこみが片方だけ起こる原因は、生活習慣が影響しています。まずは、頬のへこみにつながる原因をチェックして早めに対策を行いましょう。また、ロンバーグ病という病気の場合もあるので、そちらも確認してみてください。加齢や生活習慣の場合も病気の場合も、頬のへこみは美容整形での治療が効果的です。頬のへこみやコケにお悩みをもつ方は、ぜひ最後までご覧ください。

目次

頬のへこみが片方だけ起こるのはなぜ?

年齢を重ねるとともにこめかみや頬がへこみ、コケた印象になることで、一気に老け顔に見えてしまいます。

また、左右の顔を比べた時に片方だけのへこみが気になる方は、普段の生活習慣が原因で左右非対称の顔になっているかもしれません。

さらに、明らかに片方の頬だけへこんでいる場合は病気の可能性もあることも知っていますか?

まずは頬のへこみが片方だけ起きる原因を正しく理解して、早めの対策や治療を検討してみましょう。

生活習慣や加齢の場合

頬のへこみが起こる主な原因は、加齢による脂肪・筋肉・骨の減少や肌のハリ・弾力の低下です。

年齢を重ねると肌を支える土台となる骨や筋肉が減少することで、たるみが起こり頬がコケてしまいます。

さらに、片方だけ頬がへこんでいる場合は顔の歪みが関係しています。

例えば、次のような癖は骨格のズレが生じて顔の歪みにつながるので注意しましょう。

・食事のとき片方ばかりで噛む

・足を組む

・頬杖をつく

・横向き寝やうつ伏せ寝

・姿勢が悪い

・片足重心の立ち方

・荷物を片方の手でばかり持つ

顔が完璧に左右対称の方はほとんどいませんが、長年の癖や生活習慣が顔の歪みを引き起こしていることもあります。

体の片方にばかり負荷がかかる癖を直すことを意識してみましょう。

ロンバーグ病の場合

片方の頬だけがへこんでいるのは、ロンバーグ病(進行性顔面片側萎縮症)の可能性があります。

ロンバーグ病は、顔の片側だけが痩せていく進行性の病気です。

原因は不明で、筋肉・脂肪・骨が萎縮して、額・こめかみから下あごにかけての顔半分がへこんでいきます。

左顔面に萎縮が起こり、へこみの部分に色素沈着が発生することもあります。

強い痛みなどはなく私生活に影響はありませんが、顔の見た目に影響を与えるため容姿を改善する治療が優先的に行われます。

ロンバーグ病は、自身の脂肪を吸引して移植する脂肪注入が効果的な治療法です。

太ももやお尻などの脂肪が多い部分から脂肪を吸引し、遠新分離により良質な脂肪のみをへこみ部分に注入します。

ロンバーグ病は12〜13歳の頃に発症することもありますが、成人してから発症するケースもあります。

明らかに片方の頬にのみへこみがある場合は、皮膚科・形成外科・美容外科などを受診してみましょう。

頬のへこみの原因は加齢

片方の頬がへこんでしまう生活習慣については前述した通りですが、頬のへこみは主に加齢によるものがほとんどです。

加齢によって、骨密度の低下・女性ホルモンの低下・表情筋の衰え・脂肪の減少が起こり、これらのことが原因で肌がたるみ、頬のへこみ・コケが起こります。

①骨密度の低下

骨は肌を支えている土台になっていますが、一般的に30代の頃から骨の萎縮が始まります。

骨が萎縮し骨密度が低下すると、その分余った皮膚がたるみ頬のへこみにつながります。

②女性ホルモンの低下

30代後半からは女性のホルモンの分泌量は低下していき、閉経前後には大きく減少します。

女性ホルモンが低下すると、ヒアルロン酸・コラーゲンの生成量が減少し、肌の弾力やみずみずしさが失われ肌のたるみにつながるのです。

③筋肉・脂肪の低下

加齢とともに筋肉や脂肪も減少します。

肌と骨をつないで肌の弾力を支えている表情筋が衰え、脂肪の減少でハリ・弾力が低下し、頬はどんどんコケてしまいます。

加齢による肌のたるみはある程度は仕方がないことですが、生活習慣やスキンケアなど普段の生活の中で注意して対策していくことが大切です。

頬のへこみの対策方法

頬のへこみの主な対策方法を3つ紹介します。

・スキンケアの見直し

・姿勢を正す

・マッサージやエクササイズ

まずは、肌のハリ・弾力の低下をケアするためにスキンケアを見直しましょう。

加齢とともに肌の水分量は減少するため、たっぷりの保湿が大切です。

また、紫外線は肌のハリ・弾力の元となるコラーゲンやエラスチンを破壊し肌老化につながるため、日焼け止めや帽子などで徹底的にブロックしましょう。

さらに、早めにエイジングケアができるスキンケア品を取り入れることもおすすめですよ。

そして、肌のたるみにつながるのが姿勢の悪さです。

例えば長時間のスマホやパソコンで猫背の状態が続くと、肌は重力に負けどんどんと下がっていきます。

また、姿勢の悪さによって筋肉が凝り固まると血流が悪くなり肌へ十分に栄養が届きません。

普段から正しい姿勢を意識していきましょう。

それでも、仕事がら長時間のパソコンで頭皮や目周りの筋肉が凝り固まることもありますよね。

そんなときは頭皮や目元をほぐすマッサージなどを取り入れて、皮膚のたるみを防ぐことがおすすめです。

頬のへこみは美容整形で治療する

スキンケアや姿勢などの癖を見直して頬のへこみが起こらないように対策をすることは大切です。

しかし、セルフケアで頬のへこみを改善することはほとんどできません。

すでに頬のへこみ・コケが酷くてお悩みをもっている方は、美容整形での確実な治療法を検討してみましょう。

顔の脂肪注入

まずは、へこんだ頬に脂肪注入をする方法です。

頬のへこみの部分に自身の太もも・お尻・二の腕といった部位の余分な脂肪を吸引します。

そして、採取した脂肪を遠新分離にかけて良質な脂肪のみを頬のへこみに注入し、定着率を高めます。

自身の脂肪を使うためアレルギー反応の心配が少なく、大量に注入しても自然な仕上がりになることがメリットです。

また、一度定着した脂肪は体内に吸収されないため、半永久的な効果が期待できます。

ヒアルロン酸注入は定期的な注入が必要ですが、一度の治療で済ませたい方は脂肪注入が向いているでしょう。

ヒアルロン酸注入

続いては、ヒアルロン酸を気になる部分に注入する方法です。

エイジングケアから顔のボリュームアップまで幅広く使われいているヒアルロン酸注入は、元々私たちの体内にあるヒアルロン酸を注入してへこんだ肌を治療します。

施術は注射のみで済むため、施術時間が短くダウンタイムがほとんどないことがメリットです。

体への負担を少なく気軽に頬のへこみを治療したい方に向いています。

まとめ

今回は、頬のへこみが片方だけ起こる原因や対策、治療法まで解説してきました。頬のへこみやコケの主な原因は、加齢や生活習慣によるものです。頬のへこみにつながる生活習慣や癖を見直し、早めに対策を行いましょう。しかし、確実に頬のへこみを改善したい場合は、美容整形がおすすめです。さらに、明らかに片方だけ頬がへこんでいる場合はロンバーグ病という病気の可能性があるので、早めにクリニックを受診しましょう。ロンバーグ病の場合も、主な治療法は美容外科による施術です。頬のへこみにお悩みをもつ方は、美容クリニックにて相談してみてはいかがでしょうか?当院では実績のある女性院長がすべての施術を行いますので、安心してお任せください。
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