フェイスラインとはどこ?
フェイスラインとは、一言で表すと顔の輪郭のことです。
額の髪の生え際からこめかみ、エラ、あごを通って一周した部分で、肌が見えているラインをフェイスラインと考えてください。
ただし、一般的には頬のあたりからあご先にかけてのことをフェイスラインと呼ぶことが多いです。
フェイスラインは生まれつきの骨格により丸顔・面長・ホームベース型・逆三角型などと呼ばれることがあります。
しかし、皮膚のたるみやむくみ、脂肪などが原因でこのフェイスラインがはっきりしないことで、顔のメリハリがなくなると顔の印象に大きく影響を与えます。
フェイスラインがはっきりしないと、「フェイスラインが崩れる」「フェイスラインがぼやける」などと表現され、顔が大きく見えたり老けて見えたりするため、引き締まったフェイスラインが大切であるといえますね。
フェイスラインが崩れて輪郭がぼやける原因
フェイスラインが崩れて輪郭がぼやけてしまう原因は、主に脂肪やむくみ・たるみ・骨格が挙げられます。
単純に体重の増加などで顔に脂肪がつくと、頬がふっくらし二重あごにもなってしまいます。
また、塩分・アルコールの摂りすぎや血行不良などによって顔にむくみが出た場合も、顔が丸く大きくなりますよね。
これらの場合は、規則正しい生活習慣や栄養バランスの整った食事、運動、顔周りのマッサージ・エクササイズなどで解消してみましょう。
むくみは基本的に一時的なもので、水分代謝が行われることで自然と落ち着くことが多いですが、そのまま放置すると脂肪がつきやすくなってしまうので、日々の解消を心がけてください。
そして、加齢・生活習慣の乱れ・骨盤の歪みなどによって皮膚のたるみが起こると、フェイスラインがもたつき顔にメリハリがなくなってしまいます。
こちらは、エイジングケアを取り入れたり姿勢矯正などを行ったりして防いでみましょう。
フェイスラインをセルフケアで引き締めるには?
フェイスラインは、脂肪・むくみ・たるみ・骨格のバランスで崩れてしまうので、日々の生活習慣やスキンケアを心がけることはとても大切です。
例えば急な体重増加は脂肪やむくみなどによりフェイスラインが丸くなってしまうことにつながりますし、急な体重減少も皮膚のたるみに影響します。
また、猫背の姿勢や寝不足などや、足を組む癖・横向き寝などによって起こる骨盤の歪みも、血行不良の原因となりフェイスラインのたるみにつながります。
そのため、急な体重の増減が起こらないように日々の生活習慣を見直したり、姿勢や骨盤の歪みを整えたりすることは綺麗なフェイスラインを保つためにとても大切です。
また、加齢による皮膚のたるみをケアするために、エイジングケアのできるスキンケア品を取り入れることや意識的に表情筋を動かすことなども、効果的ですよ。
頭皮のマッサージや首肩凝りのケアを行っても良いでしょう。
フェイスラインを整える美容整形
たるみなどにより崩れてしまったフェイスラインを整えるおすすめの方法は、美容整形です。
美容整形では、自身のフェイスラインのお悩みに合わせて適した施術を受けることで、理想の卵形のフェイスラインに近づけることができます。
エラ張り・たるみ・脂肪・顔のバランスなどのそれぞれのお悩みに合わせた施術を受けて、フェイスラインのお悩みを解消してください。
エラボトックス
エラが張っていて、ホームベース型のフェイスラインになっている方は、エラボトックスがおすすめです。
エラ張りは、生まれつきの骨格以外に歯ぎしりや食いしばりの癖によって起こります。
日中の食いしばりや就寝時の歯ぎしりそのものを、自力で止めることは非常に難しいです。
そのため、歯を食いしばるときに使う咬筋というエラ付近の筋肉にボトックス注射を打つことが歯ぎしり・食いしばりの根本的な解決に役立ちます。
顔の横幅が広く見える方や、エラ張りが気になる方は、エラボトックスを検討してみましょう。
【エラボトックス】
・通常:ボツラックス¥14,800、アラガン社¥39,800
・倍量:ボツラックス¥25,800、アラガン社¥74,800
*別途ドクター施術料が必要となる場合がございます。実際の金額はクリニックにお問い合わせください。
※画像は、エラボトックスと糸リフトなど複数の施術を組み合わせた症例写真です。
HIFU
加齢によって筋膜がゆるむと、フェイスラインのたるみにつながります。
HIFUは、たるみや小じわが気になる部位に特殊な超音波を当てるだけでリフトアップが叶う施術です。
熱エネルギーを皮膚のSMAS層(筋膜層)という深部に働きかけて、ピンポイントの部位を狙って皮膚を引き締めることが可能です。
また、施術直後からそのリフトアップ効果を実感できる場合もありますが、HIFUはコラーゲンの生成量を増やす作用があるため、約3週間後からより高い効果を実感できます。
その後、約半年ほどリフトアップ効果が持続し、長く効果を持続させたい場合は定期的に施術を受けることがおすすめです。
【HIFU】
・全顔:1回¥9,800〜
・全顔+あご下:1回¥148,000〜
・全顔+あご下+首:1回¥188,000〜
*別途ドクター施術料が必要となる場合がございます。実際の金額はクリニックにお問い合わせください。
糸リフト・切開リフト
加齢などによる脂肪の減少やハリの低下によってフェイスラインの余った皮膚がたるんでいる場合は、糸リフトや切開リフトでたるみをしっかり引き上げることがおすすめです。
糸リフトの場合は、突起のついた糸を皮膚の内部に挿入してたるんだ皮膚を引き上げます。
脂肪燃焼効果もあるため、さらに引き締め効果が高まります。
切開せずにフェイスラインの引き締めを行いたい方は糸リフトがおすすめです。
切開リフトは、こめかみから耳の下の皮膚を切開して靭帯や筋膜などと剥離し、余った皮膚を切除します。
たるみの原因となる余った皮膚を取り除くことができるため、根本的にたるみを治療したい方は切開リフトがおすすめです。
【糸リフト】
・アストラ式美肌リフト:1本¥39,800
・アストラ式テスリフト:1本¥55,000
・アストラ式ウルトラリフト:1本¥59,800
【切開リフト】
・フェイスリフト:¥1,780,000
・トータルフェイスリフト:¥1,980,000
・ペリカン手術 :¥498,000
・ミッドフェイスリフト: ¥498,000
*別途ドクター施術料が必要となる場合がございます。実際の金額はクリニックにお問い合わせください。
脂肪吸引
顔の脂肪が多くフェイスラインの締まりがない方は、脂肪吸引で引き締めることがおすすめです。
顔の脂肪吸引では、耳のうしろに約2mmの穴を開けてカニューレを通しシリンジで丁寧に脂肪を吸引します。
溶ける糸で縫合するため、抜糸の必要はありません。
通常のダイエットでは脂肪細胞を小さくすることしかできないためリバウンドの可能性がありますが、脂肪吸引では脂肪細胞の数を減らすことができるためリバウンドの心配が少ないことが特徴ですよ。
【顔の脂肪吸引】
頬・フェイスライン・あご下:各¥248,000
*別途ドクター施術料が必要となる場合がございます。実際の金額はクリニックにお問い合わせください。
その他の施術
脂肪の減少やコラーゲン・エラスチンの減少により肌のハリが低下して皮膚がたるんでいる場合には、ハリを出したい部分にヒアルロン酸や脂肪注入を行うことでたるみを治療できます。
以前よりも顔が痩せてフェイスラインや頬などのたるみが気になってきたという方は、ボリュームを出す施術で理想の輪郭に近づけましょう。
また、あごの高さがなくアンバランスなフェイスラインになっている場合は、ヒアルロン酸注入や糸によるあご形成、あごにプロテーゼを入れる方法などでフェイスラインを整えることができます。
あごが後退していて頬が丸く見えてしまう方は、あごの高さを出すだけで卵形のフェイスラインに近づけることも可能ですよ。
「なぜフェイスラインがぼやけて見えるのか」の理由を正しく見極めて、適切な施術を受けてくださいね。
※画像は、額への脂肪注入やあごへのヒアルロン酸注入など複数の施術を組み合わせた症例写真です。
まとめ
フェイスラインは肌が見えている部分のラインのことを指しますが、具体的にどこかというと頬の辺りからあご先を通ってもう片方の頬の辺りまでにかけたラインのことを指す場合が多いです。 このフェイスラインは、たるみや出っ張りがなく緩やかなカーブを描いた卵形が理想ですが、脂肪やむくみ、皮膚のたるみや骨格などでバランスが崩れることがあります。 フェイスラインを引き締めて理想の輪郭に近づけるためには、それぞれの原因に合わせた美容整形を受けることがおすすめです。 ボトックスでエラ張りを改善するのか、HIFUや糸リフトでたるみをケアするのか、脂肪吸引が必要なのか、一度クリニックで正しい診断を受けてみてはいかがでしょうか。 当院では、高度な外科手術から手軽な美肌治療まで、世界基準の施術でそれぞれの世代に合わせたお悩みを解決していきますので、ぜひ安心してお任せください。