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クリニックコラム

額のシワを改善するにはボトックス?ヒアルロン酸?

年齢とともに目立ってくる額のシワ。ふと鏡を見たときなどにショックを受け、なんとかしたいと考える方は多いでしょう。老けた印象にもつながる額のシワは、ボトックスやヒアルロン酸などの美容整形で改善することが可能です。しかし、実際にはどちらの施術が自身に合っているのかわからない方も多いのではないでしょうか?そこで今回は、額のシワの原因や種類からおすすめの美容整形まで紹介していきます。額のシワを確実に改善したい方はぜひ参考にしてみてください。

目次

額のシワの原因や種類

額のシワの原因は、主に表情のクセ、乾燥、ハリの低下です。

それぞれの原因によってシワのタイプや対策方法が異なるので、どのタイプに当てはまるか確認してみてください。

さらに、紫外線はどのタイプでもシワを悪化させる原因となるため、そちらもあわせて紹介していきますね。

表情のクセによる表情ジワ

額には前頭筋という額の周りを動かす筋肉があり、この筋肉がこり固まることで、額のシワができやすくなります。

前頭筋が動くたびに額にシワがより、表情を戻すとシワも戻っていた場合でも、やがてシワが定着してしまいます。

目を大きく開くクセや上を向くときに額にシワを寄せてしまうクセがある方は注意が必要です。

額にシワが寄る表情はしないように意識してみましょう。

また、目の疲れは前頭筋のこりに影響するため、パソコン・スマートフォンをよく使う方はマッサージなどで目の疲れを癒すことがおすすめです。

さらに、乾燥や肌のハリの低下は、シワが戻らずに定着しやすくなるためこちらも注意しましょう。

表情のクセで額にシワができている方は、まずはクセを直すことを意識して、目の疲れのケアとスキンケアも併せて行ってください。

それでもシワが定着してきたと感じる場合は、ボトックス注射で筋肉の動きを弱めることがおすすめです。

乾燥による小ジワ

肌が乾燥すると、キメが乱れて細かい小ジワが目立ちやすくなります。

表情ジワは大きなシワですが、乾燥によるシワが細かくたくさんできていることが特徴です。

この場合は、化粧水・乳液・クリームで保湿することでケアできますよ。

額は皮脂の分泌量が多いパーツでテカリやすいことから、油取り紙で皮脂を取りすぎてしまったり、過剰に洗ってしまったりすることが多いパーツです。

しかし、皮脂は水分の蒸発を防ぎ肌を守る大切な役割をしています。

さらに、乾燥することで足りない水分量を補おうとして皮脂の分泌が増えてしまいます。

そのため、皮脂を取り除くことよりもしっかりと保湿して潤いを与えることが大切です。

額の細かい小ジワが目立つ方や、額が乾燥している・テカリが気になる方は、まずは保湿を心がけましょう。

肌のハリの低下

肌のハリ・弾力が低下すると肌内部から皮膚を支えることができなくなり、皮膚がたるんでしまいます。

そして、たるんだ皮膚が寄って折り目ができることで、額にシワができるのです。

肌のハリ・弾力を保つコラーゲン・エラスチンは、加齢や生活習慣などが原因で減少してしまいます。

肌のたるみが原因で額のシワができている場合は、エイジングケアができるスキンケア品を使うことや規則正しい生活習慣を心がけましょう。

ここで大切なのは、額のシワができる前にこれらの対策をすることです。

すでに肌のたるみがある場合はセルフケアで改善することがとても難しいため、美容整形などで肌のハリ・弾力を取り戻すことがおすすめですよ。

紫外線でさらにシワが悪化

紫外線は肌の水分量を奪い、コラーゲン・エラスチンにダメージを与える、肌の大敵です。

額のシワだけでなく、あらゆる肌悩みの原因となるため、徹底的に対策しましょう。

特に額は紫外線が当たりやすい部分なので、注意が必要です。

日焼け止めはもちろん、日傘や帽子なども使い紫外線から肌を守ってください。

さらに、紫外線は夏だけではなく1年中降り注いでいますし、室内でも窓から入ってきます。

室内にいるときも、冬でも、紫外線対策は怠らないようにしましょう。

また、「前髪があるから大丈夫」と油断は禁物です。

紫外線は髪を透けて皮膚にダメージを与えるため、前髪がある場合でも必ず紫外線対策をしてください。

額のシワを改善する美容整形

額のシワは、保湿・紫外線対策・エイジングケアなどで事前に対策することが大切です。

しかし、セルフケアには限界があります。

すでに深いシワができてしまっている場合や、表情のクセがある場合は、美容整形で改善することがおすすめです。

額のシワはボトックスやヒアルロン酸などの注入治療が一般的ですが、シワの原因・種類によって適した施術が異なるため、それぞれの特徴を理解しておきましょう。

表情のクセによるシワにはボトックス

額にシワを寄せる表情のクセがある方は、ボトックス注射がおすすめです。

ボトックス注射は、ボツリヌス菌が産生する「ボツリヌストキシン」という製剤を注入し表情筋の動きを弱める施術です。

使用する製剤は安全性の高いタンパク質からできていて、神経伝達物質をブロックする働きがあります。

額だけでなく、眉間・目元などのピンポイントで表情ジワを改善することができます。

額にシワが寄る表情をしてしまう方は、ボトックス注射でシワの定着を防ぎましょう。

しかし、すでに深いシワができてしまっている場合はボトックス注射のみでの改善が難しいことがあります。

その場合は、ヒアルロン酸注入などを併用してシワを確実に改善しましょう。

無表情でも目立つシワにはヒアルロン酸

表情を動かしたときではなく、常に額のシワが気になる場合はヒアルロン酸注入がおすすめです。

表情ジワが定着してしまっていたり、乾燥によりシワが深く刻まれてしまっていたりと深いシワの原因は様々ですが、ヒアルロン酸注入で肌内部からボリュームを出すことでシワを改善できます。

ヒアルロン酸注入は、元々体内にある成分のヒアルロン酸を顔の気になる部分に注入することでシワ・たるみを改善する施術です。

また、脂肪の減少によって額のシワが目立つ場合は脂肪注入もおすすめです。

脂肪注入は、自身の脂肪をボリュームロスが気になる部分に注入する施術で、ヒアルロン酸注入よりも効果の持続期間が長い特徴があります。

施術時間・ダウンタイムを短くし、より手軽な施術を希望する場合はヒアルロン酸注入、製剤を注入することに抵抗がある方・長い効果を得たい方は脂肪注入が向いています。

乾燥小ジワには注入治療もおすすめ

乾燥による小ジワが目立つ場合は、シワが深くなる前に注入治療で改善することもおすすめです。

ボトックス注射やヒアルロン酸注入はシワを改善し見た目を変えることを目的とした施術ですが、効果がなくなれば再度の注入が必要になります。

それに対して、スネコスや次世代PRPなどの施術は肌の若返り効果があります。

根本的に肌質を改善したい場合は、ボトックスやヒアルロン酸に加えて若返り治療も検討してみましょう。

額のシワを防ぐためにできること

額のシワができてしまったら、美容整形で改善する方法が確実で最短の方法です。

しかし、額のシワの悪化を防ぐためにセルフケアを取り入れることも同じく大切ですよ。

美容整形とあわせて次のセルフケアを取り入れることで、さらに美肌を手に入れてくださいね。

・スキンケア

・紫外線対策

・マッサージやストレッチ

洗顔・保湿などの正しいスキンケアはとても大切です。

特に年齢を重ねると肌の水分量は減り、肌のハリ・弾力が低下するため、しっかりと保湿をして年齢や肌質に合ったスキンケア品を選んでください。

加えて、肌にダメージを与えて老化を加速させる紫外線は年間を通して対策しましょう。

さらに、目の疲れや肩こりは頭皮のこりに影響して額のシワにもつながるため、マッサージやストレッチを日常に取り入れてみてはいかがでしょうか。

これらのセルフケアは目に見える大きな効果はないかもしれませんが、コツコツと続けることは将来の多くの肌悩みに確実に影響を与えます。

セルフケア×美容整形でさらなる美肌を手に入れましょう。

まとめ

額のシワの原因は、表情のクセ・肌のハリの低下・乾燥などでした。表情のクセがある方はボトックス注射でシワの定着を防ぎ、すでに深いシワがある方はヒアルロン酸や脂肪注入でシワを改善することが適しています。また、見た目や形だけではなく、根本的な肌質改善をすることで額のシワを防ぐことも可能です。額のシワの治療では、それぞれの肌の状態や原因、理想によって向いている施術は違ってくるでしょう。自身にはどの施術が適しているか、気になる方は一度クリニックで相談してみてはいかがでしょうか。当院では、女性院長が一人一人に合ったメニューを提案し、すべての施術を担当しますので安心してお任せください。
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