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ボツラックスとは?アラガンボトックスとの違いや効果について解説!

ボトックス注射とは、ボツリヌストキシンと言われるタンパク質の作用によって筋肉の動きを抑制することで、顔の表情ジワの改善やエラ張りや肩こりの改善、脇汗などの多汗症の治療に用いられます。このボトックス注射ですが、実は製剤によって種類があることをご存じでしょうか。同じボトックス注射でも、選択する製剤によって特徴が異なりますが、よく用いられているボトックス製剤として韓国製の”ボツラックス”があります。今回ここでは、ボツラックスについて解説していくと同時に、アラガンボトックスとの違いについても紹介していきたいと思います。

目次

ボツラックスとは?

ボツラックスとは、韓国にあるHugel社が製造しているA型ボツリヌス毒素を含むボツリヌストキシンです。ボトックスに含まれるボツリヌ毒素といっても、人体に無害化された成分であるため人体への影響はないとされています。 このボツラックスは、日本の厚生労働省にあたる韓国食品医薬品安全庁(KFDA)によって認可されており、韓国では安全性が保証されているものと言われています。

アラガンボトックスとの違いは?

日本で唯一厚生労働省からの承認を受けているボトックス製剤が、アメリカのアラガン社から出ているボトックスビスタになります。この、アラガンボトックスとボツラックスの違いについて、ここでは説明していきたいと思います。

①価格の違い

ボツラックスは、アラガンボトックスの後発品(ジェネリック)とされているため、価格がボトックスビスタより安価に設定されています。コスト面を考慮する場合は、ボツラックスが選択されることが多いです。

②製造国の違い

ボツラックスは韓国で製造されているのに対して、アラガンボトックスはアメリカで製造、出荷されています。

ボツラックスの主な効果

①表情ジワの改善

ボトックスの有効成分であるボツリヌストキシンが、筋肉の動きを抑制することで眉間やおでこなどの動きを止めて、シワが入ることを予防します。老けて見える要因となるシワを作らないようにするため、若々しい表情を維持することができます。

②エラ張りや肩こりの軽減

筋肉の緊張を緩和するため、エラや肩の張りを軽減することで小顔効果や肩こりの改善が期待できます。

③多汗症の治療

ボトックスによって、発汗を促すアセチルコリンを阻害するため、汗の発生を抑えることができます。多汗症の治療にも用いられています。

ボツラックスはこのような方におすすめ

・できるだけコストを抑えたい

・効果をしっかり出したいが値段が気になる

・エラ張りや肩こりが気になっている

・表情ジワを改善したい

まとめ

今回は、ボトックス製剤である「ボツラックス」について解説を行いました。ボツラックスは、韓国製で比較的安価で施術を受けることができ、アメリカ製のアラガンのボトックスビスタと比較すると後発品になり、価格が安いことがあげられます。ボトックスの効果としては、同じであるためボトックスビスタよりもコストを抑えてシワ改善やエラ張りを改善したい方におすすめです。 ASTRA BEAUTY CLINIC(アストラビューティークリニック)では、カウンセリングにてお悩みに沿った必要な施術を提案しております。自分に合った治療を知りたい方や、お肌についてお悩みの方はまずはぜひ一度ご相談ください。
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