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ボツラックスとアラガンはどっちがいい?ボトックス製剤の違いについて徹底解説!

最近とても人気である“ボトックス注射”という美容施術をご存知の方は多いのではないでしょうか。ボトックス注射とは、筋肉の動きを止めることで表情じわの改善やエラ張りを改善する美容施術になります。注射のみの施術であるため、短時間で手軽に行うことができ、しっかり効果を感じることができます。このボトックス注射の種類として、ボツラックスとアラガンが有名ですが、今回ここではそれぞれの製剤の違いについて解説していきたいと思います。

目次

ボトックス注射とは?

ボトックス注射とは、ボツリヌストキシンと呼ばれるタンパク質を筋肉に注射することで、筋肉の動きを抑制しさまざまな症状を改善する施術になります。ボツリヌストキシンが、筋肉を動かす神経伝達物質を阻害することによって、筋肉自体の動きを止めます。そのため、表情ジワなどの改善やエラ張りの軽減、多汗症の治療などにも用いられます。

ボトックス製剤の違いについて

ボトックス注射で用いられるボトックス製剤には、アメリカ製のアラガン社が製造している「ボトックスビスタ」と、韓国製である「ボツラックス」などいくつかの種類があります。主にクリニックなどで使用されているボトックス製剤は、大きく分けるとこの2つが多いでしょう。それぞれの製剤の特徴について、細かく見ていきたいと思います。

アラガンの特徴

アラガン社製のボトックスビスタは、アメリカのアラガン社が製造しているA型ボツリヌストキシン製剤です。アラガン社製ボトックスの特徴は以下の通りです。

①厚生労働省の承認がある

日本で唯一安全性と有効性が確認されているボトックス製剤になります。

②効果の持続性が高い

一般的に効果は3ヶ月から半年ほど持続すると言われています。

③高い品質管理

日本にも支社があるため、徹底した品質管理のもと製造、出荷されています。

ボツラックスの特徴

ボツラックスは、韓国のHugel社が製造しているボツリヌストキシン製剤です。ボツラックスの特徴は以下の通りです。

①価格が安価

韓国で製造されており、ボトックスビスタに比べて価格が比較的安価であることが特徴です。

②KFDAの認可済

韓国食品医薬品安全庁(KFDA)の認可がおりています。KFDAは、日本で言う厚生労働省にあたります。

製剤を選ぶ際のポイント

どちらも表情ジワや筋肉の抑制に効果があることに関しては変わりないとされています。どちらの製剤を選ぶのかは、ひとによって重要視するポイントが異なります。価格を重視する場合はボツラックスを、品質や効果の持続性を重要視する場合はアラガン社のボトックスビスタを選ぶことがおすすめです。

まとめ

今回は、ボツラックスとアラガンはどちらのボトックス製剤が良いのか、それぞれの違いの特徴についても解説を行いました。ボツラックスは、韓国製で比較的安価で施術を受けることができ、アラガンのボトックスビスタはアメリカ製で、効果の持続性や品質の安定性が保障されている製剤になります。どちらの特徴を重要視するかによって選ぶ製剤は変わってくるため、まずは一度医師にご相談ください。 ASTRA BEAUTY CLINIC(アストラビューティークリニック)では、カウンセリングにてお悩みに沿った必要な施術を提案しております。自分に合った治療を知りたい方や、お肌についてお悩みの方はまずはぜひ一度ご相談ください。
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