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ボトックスは、筋肉の緊張を緩和させる作用があり、目元にある眼輪筋に注射することで目をぱっちりさせることができます。

眼輪筋は目をグルっと囲むようにあり、目を開けたり閉じたりする役割をしています。

この眼輪筋が衰えたり緊張し続けていたりすると、目が開きにくくなったりまぶたのたるみにより目が小さく見えたりしてしまいます。

目を開きにくくしている筋肉にボトックスを打てば目がぱっちり開きやすくなりますし、目の形に合わせて注入箇所を調整することで、つり目の改善や目頭をぱっちりさせることも可能ですよ。

アーモンドアイは、目頭はシャープで目尻にかけてカーブが描かれるぱっちりとした目元です。

瞳がより大きく見える目の形で柔らかく女性らしい印象を与えるため、年齢問わず憧れる方も多いでしょう。

ボトックスで、そのアーモンドアイを叶えて目をぱっちりさせるためには、次の4つの方法があります。

・目の下へ注射する

・目頭へ注射する

・こめかみへ注射する

・ヒアルロン酸を併用する

それぞれの施術で解消できるお悩みや、どのような目元になるか、詳しく解説していきます。

目の下にボトックスを注射すると、下まぶたの眼輪筋が緩み皮膚が下に下がるので、タレ目に近づけることができます。

目を閉じる役割がある下まぶたの眼輪筋が緊張し張りが強くなると、目が小さく見えてしまいます。

この眼輪筋の張りをボトックスで緩めることで、下まぶたを下げて目尻側を大きく見せることが可能です。

つり目の改善や目尻のシワの治療としても効果的ですよ。

蒙古襞が張っていると、目頭に皮膚が覆い被さって目が小さく見えてしまいます。

そのため、目頭にボトックスを注射すると蒙古襞の張りを緩めることができ、目頭側をぱっちりと大きくすることが可能です。

蒙古襞の厚みは目頭切開で切除できまずが、ボトックスで張りを緩めるだけでも、目つきを大きく変えることができます。

アジア人の約8割にあるといわれている蒙古襞は、ぱっちりとした平行二重にならない原因です。

切開はしたくない方や蒙古襞は残したまま目を大きくしたい方は、ボトックス注射で蒙古襞の張りを緩めることがおすすめですよ。

こめかみにボトックスを注射すると、眉毛の位置が上がり上まぶたが引き上がることで、目がぱっちり開くようになります。

こめかみの筋肉が緊張していると、皮膚が下に引っ張られて眉毛の位置が下がるため目が小さく見えてしまいます。

眉毛を下方向に引っ張っていたこめかみの筋肉をボトックスで緩めると、眉毛の位置が自然に上がりまぶたもキュッと引き上がります。

また、こめかみの筋肉は歯ぎしりや食いしばりなどで緊張し硬くなり、頭痛やエラ張りの症状にもにつながっています。

そのため、こめかみへのボトックス注射はこれらの症状の緩和も期待できますね。

目を開きにくくしている筋肉へのボトックス注射と皮膚のハリを出すヒアルロン酸注入を組み合わせることで、目をぱっちりさせることが可能です。

特に、目が開きにくい眼瞼下垂の症状がある方に適しています。

眼瞼下垂は、手術で治療することが一般的ですが、軽症の場合や手術に抵抗がある方は、ボトックスとヒアルロン酸の併用も検討してみましょう。

ボトックスで目を開きやすくするとともに、萎縮してしまった組織にヒアルロン酸でハリを与えてたるみを改善することで若々しくぱっちりとした目元を実現できますよ。