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クリニックコラム

顎ボトックス打ち続けるとどうなる?失敗例もあわせて解説!

口を突き出した時や尖らせた時に顎にできるシワは、顎ボトックスで解消できます。
ボトックスは、定期的に施術を受けることで効果を維持することができますが、打ち続けるとどうなるのか、リスクや副作用について気になる方も多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、顎ボトックスを打ち続けるとどうなるのか、失敗やデメリットについても解説していきます。
顎ボトックスで失敗したくない方は、ぜひ参考にしてくださいね。

目次

顎ボトックスとは

顎ボトックスとは、口を強く閉じたときに顎にできる梅干しジワを改善する施術で、梅干しボトックスと呼ばれることもあります。

顎に入る梅干しジワは、筋肉の緊張や表情の癖によってできて、定着すると無表情でも凹凸が目立ってしまいます。

泣いている時や悲しい表情をした時にできるシワで、赤ちゃんや子どもの泣き顔でも梅干しジワができていますよね。

そしてこの梅干しジワは、下唇からあご先に伸びているオトガイ筋の緊張によってできるシワです。

オトガイ筋は、下唇を引き上げる役割をしていますが、表情を動かした時だけではなく歯並びや噛み合わせの悪さにより過剰に緊張することもあります。

顎ボトックスでは、このオトガイ筋にボトックスを注入して筋肉の収縮を抑え、過剰な緊張を和らげることで梅干しジワの改善を目指します。

また、オトガイ筋が収縮すると顎が下方向に引っ張られるため、顎ボトックスは後退した顎を前に出すことができ、フェイスラインを整えることも可能です。

効果

顎ボトックスの主な効果は、次のとおりです。

・梅干しジワの改善

・あご下のもたつき改善

・Eライン改善

・顎関節症の改善

まずは、オトガイ筋の緊張によって顎にできる梅干しジワを改善します。

梅干しジワは、口を強く閉じた時や唇を突き出す表情でできやすいですが、オトガイ筋は無意識でも力が入りやすいため、ボトックスで筋肉の収縮を抑えることで改善が可能です。

また、オトガイ筋は下顎の中央にあるため、過剰に発達していると顎が下方向に引っ張られて高さがなくなります。

顎が後退していると、二重顎・フェイスラインのもたつきなどの原因になるため、オトガイ筋の発達で顎が小さく顔の輪郭がはっきりしない方にも、顎ボトックスはおすすめです。

顎の高さが出ると、Eラインも整い横顔美人を目指せるので一石二鳥ですね。

さらに、ボトックスを咬筋に注入することで、歯ぎしりなどによるあごの痛み・口の開閉の困難を改善でき、顎関節症の改善にも役立ちます。

おすすめの人

顎ボトックスは、次のような方におすすめの施術です。

・梅干しジワが目立つ人

・オトガイ筋が原因でフェイスラインがもたついている人

・顎関節症を治療したい人

オトガイ筋に無意識に力が入ってしまう方や、唇を突き出す表情の癖がある方は、梅干しジワができやすいため顎ボトックスがおすすめです。

また、オトガイ筋の過剰な緊張や発達によって顎が下に引っ張られてフェイスラインがぼやけている方は、顎ボトックスでメリハリのあるフェイスラインを叶えることができます。

しかし、二重顎やフェイスラインのもたつきは、脂肪や皮膚のたるみが原因の場合もあり、これらの場合は顎ボトックスでは改善できません。

もたつくフェイスラインの原因が、オトガイ筋なのかその他の原因なのかは、美容クリニックで正しく診断してもらいましょう。

原因に合った施術を受けないと、期待する効果が得られないので注意してください。

そして、顎関節症の治療にもボトックス注射は有効です。

ただ、この場合はオトガイ筋ではなく咬筋への注入となるため、どのような症状を改善したいのか正しく医師に伝えましょう。

梅干しジワ・フェイスラインのもたつき・顎関節症などを改善したい場合は、専門知識をもった医師の診断を受けて適切な施術を受けてくださいね。

顎ボトックスを打ち続けるとどうなる?

ボトックス注射は、適切な治療期間と注入量であれば、打ち続けても大きなリスクはないとされています。

しかし、頻繁に打ち続けると、抗体ができて効果を感じにくくなることがあるため、注意が必要です。

また、注入量が多すぎると、表情が不自然になる・施術部位が動かしにくくなることもあり、ひどい場合は呼吸困難などの重篤な副作用の恐れもあります。

重篤な副作用は、一度に大量に注入しなければ可能性は低いですが、注入量の増やし過ぎには注意しましょう。

ボトックスの効果の持続期間は一般的に3〜6ヶ月で定期的な施術が必要ですが、効果の現れ方には個人差があります。

施術を繰り返すことで持続期間が長くなることもあるため、治療スケジュールはその都度医師と相談すると良いでしょう。

顎ボトックスで、大きな副作用を防ぎ期待する効果を得るためには、適切な治療期間と注入量を守ってくださいね。

顎ボトックスの失敗やデメリット

顎ボトックスでは、失敗の可能性やデメリットもゼロではありません。

適切な注入箇所に適切な注入量を、適切な頻度で注入することが大切です。

例えば、注入箇所が適切でないと、周辺の筋肉に作用し表情を動かしにくくなったり効果を感じられなかったりします。

また、狙った箇所の筋肉に作用しなかったことで、かえってフェイスラインが崩れてしまうこともあるので、医師の技量は施術前に確認しておくと良いですね。

さらに、注入量が多いと口の開閉のしにくさを感じ不自然な表情になってしまいますし、少なすぎると効果を感じにくくなります。

これらの失敗はボトックスの効果がなくなれば治りますが、信頼できる医師・クリニックを選び失敗を防ぐことが重要なポイントです。

まとめ

顎ボトックスを頻繁に打ち続けると、抗体ができて効果を感じにくくなることがあります。 さらに、一度に大量に注入することで呼吸困難などの重篤な副作用の恐れがあるため、注入量や施術を受ける頻度にはよく注意しましょう。 しかし、高い知識・技術のある信頼できる医師の施術を受けることで、これらのリスクを防ぐことは可能です。 当院では、形成外科出身で高度な技術をもった院長が真摯に向き合い施術をしています。 顎ボトックスで気になるお悩みを解消したい方は、ぜひアストラビューティークリニックにお問い合わせください。
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