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クリニックコラム

目頭切開Z法と目尻切開で失敗しない方法を解説

「目」は、顔の印象を大きく左右するパーツ。目が小さいことや離れ目に寄り目と、悩みは人それぞれですよね。目が小さい方は、目頭切開や目尻切開で目の横幅を広げることで大きな目元を作ることができますが、それぞれがどんな施術か知っていますか?今回は、目頭切開Z法と目尻切開で失敗しない方法について解説していきます。目頭切開の中でもおすすめの施術や、やりすぎると失敗する可能性がある目尻切開について正しく理解していきましょう。

目次

目頭切開とは

目頭切開とは、蒙古襞を切除して目の横幅を広げる施術です。

上瞼から目頭にかけてある皮膚を蒙古襞といい、この蒙古襞があると二重のラインが隠れてしまったり平行型二重が作れなかったりします。

蒙古襞を取り除くことで、涙丘が見えて目を大きく見せることが可能です。

また、蒙古襞で二重のラインが隠れている場合や目が小さく見えている場合、きつい印象の目元になっている場合も改善できます。

さらに、目と目の幅を近づけることができるので、離れ目にお悩みの方にも目頭切開はおすすめですよ。

目頭切開Z法について詳しく解説

目頭切開法には、Z法・W法・三日月法と様々な種類があります。

その中でも、傷が少なくダウンタイムが短いのがZ法です。

目頭切開Z法は、目頭の蒙古襞の被さりの部分をZの形に切開して皮膚弁を入れ替えて縫合する施術で、自然に蒙古襞を切除することができます。

皮膚をほとんど切除しないため、目頭切開Z法は傷も小さくて済むことが特徴です。

さらに、切開する範囲によって修正できる幅を調整できる特徴もありますよ。

日本人の7〜8割は蒙古襞があるため、完全に切除するよりもZ法で整えると自然な目元になるのでおすすめです。

初めて目の整形にチャレンジする方や大きく印象を変えたくない方は、目頭切開の中でもZ法を検討してみましょう。

メリットとデメリットは?

目頭切開Z法のメリットとデメリットは次のとおりです。

【メリット】

・傷が小さいため負担が少なくて済む

・ダウンタイムが短い

・自然な仕上がりになる

・修正が可能

【デメリット】

・W法と比べると変化が少ない

・極端な離れ目の解消には効果が少ない

・後戻りの可能性がある

W法に比べてZ法は、切開する範囲が少ないためダウンタイムが短いことや傷が小さいことがメリットとなります。

しかし逆に、変化が少ないことや後戻りの可能性といったデメリットも見られますね。

ダウンタイムが多少長くても大きな変化を求める場合はW法、傷やダウンタイムを最小限に抑えて自然に目の横幅を広げたい場合はZ法が向いているといえるでしょう。

目頭切開Z法がおすすめな人

次に目頭切開Z法がおすすめな方の特徴を見ていきましょう。

・整形がバレたくない方

・負担を少なく目を大きくしたい方

・自然に蒙古襞を少なくしたい方

目頭切開Z法は、自然に大きな目を手に入れたい方に向いている施術です。

蒙古襞に隠れている涙丘を自然に露出させることで、ナチュラルな目元を演出できますよ。

目尻切開で失敗したらどうする?

目の横幅を広げて目を大きくしたいと考える方は、目頭切開と目尻切開で悩むことも多いでしょう。

目尻切開とは、目尻を切開して白目の見える範囲を広げることで目を大きくする施術です。

目の横幅が広がることで、優しくぱっちりとした目元を手に入れることができます。

また、目を外側に広げるため求心顔でお悩みの方におすすめの施術です。

しかし、切開する範囲が大きいとその部分にまつ毛が生えなくなってしまうので、少し違和感が出てしまう可能性があります。

さらに、目尻切開をやりすぎるとまつ毛の生え際のラインがガタガタして、不自然な目元になってしまいます。

そして、見た目だけではなく目頭切開をやりすぎると目が常に大きく開いた状態になるため、ドライアイや結膜炎などの機能的な問題が起こることもあります。

目尻切開で失敗しないためには、次のことに注意しておきましょう。

・目の黄金比を知っておく

・医師のアドバイスを受け入れる

・経験と実績のある医師を選ぶ

もし、仕上がりに満足できなかった場合や機能的な問題が発生した場合は、再度クリニックを受診し修正してもらいましょう。

目頭切開と目尻切開どちらがおすすめか

一人一人の目の状態や顔のバランスによって、目頭切開と目尻切開のどちらが向いているかが変わってきます。

目の黄金比と自身の目を比べてみたり、医師とよく相談したりすることがとても大切といえるでしょう。

蒙古襞が少ないのに目頭切開をしてしまうと涙丘が見えすぎて違和感のある目元になってしまう場合もありますし、目尻切開だけでは変化がわからなかったりとケースバイケースです。

目頭切開と目尻切開、それぞれの向いている人を紹介しますのでクリニックで相談するときの参考にしてくださいね。

目頭切開が向いている人

目頭切開は、次のような方に向いている施術です。

・蒙古襞がある方

・離れ目に悩んでいる方

目頭切開は蒙古襞を切除し目の横幅を広げること、そして目と目の距離を近づけることが特徴です。

そのため、蒙古襞が元々少ない方は目頭切開をしても変化が少なかったり涙丘が見えすぎて不自然になったりするので向いていません。

さらに、元々目と目の距離が近い方はさらに目が寄ってしまうため目頭切開では理想の目元を作ることが難しいですね。

目尻切開が向いている人

目尻切開は、次のような方に向いています。

・つり目を改善したい方

・目と目の距離が近い方

・大きく目元を変えたくない方

・隠れている白目が大きい方

目尻切開は、目頭切開と比べると変化が少ない施術です。

そのため、大きく目元を変えたくない方には目尻切開の方が向いていますね。

さらに、まぶたが覆い被さって隠されている白目が大きいほど目尻切開で白目を露出できるため、効果をより感じやすい特徴があります。

まとめ

ここまで、目頭切開Z法のメリットやデメリットと目尻切開について解説してきました。目尻切開は失敗すると見た目の違和感だけではなく機能的な問題も出てくるため、やりすぎないように注意しましょう。どの施術で自分の理想の目元を作ることができるのか、目の黄金比と自身の目元を比べてみたり知識や経験の豊富な医師に相談したりすることがおすすめです。当院では、実績豊富な女性院長がすべての施術を担当しますので、安心してお任せください。気になる方は、無料カウンセリングから受けてみてはいかがでしょうか?
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