まぶたの種類について
一重まぶたと二重まぶたの大きな違いは、挙筋腱膜とまぶたの皮膚の繋がり方にあります。
まぶたには眼瞼挙筋と呼ばれる筋肉があり、目を開ける時に眼瞼挙筋が収縮し、挙筋腱膜が引き上げられます。
二重まぶたの場合、この挙筋腱膜が枝分かれして皮膚につながっているため、引き上げられるのと同時にまぶたの皮膚が一緒にもちあげられ皮膚が折りたたまれます。そのため、二重のラインができるのです。
一重まぶたは、挙筋腱膜が枝分かれしていなかったり繋がりが弱いため、目を開けてもまぶたが折りたたまれずラインができません。
奥二重と二重の違い
奥二重は二重と比べると二重幅が狭く、ほとんどは目を開けると上まつげの根元が目尻側しか見えず、一重まぶたに見えることもあります。
挙筋腱膜が折りたたまれて二重になる構造としては、奥二重も二重も一緒ですが、奥二重のほうが深く折りたたまれるため二重幅が狭く見えます。また、まぶたの皮膚にたるみがあったり厚みがある場合も二重幅が狭く見える要因となります。
奥二重から二重する方法
奥二重からぱっちりとした二重まぶたにするためには、美容施術がおすすめです。
・二重埋没法
医療用の糸を使用して二重まぶたを形成する施術になります。糸を留める場所によって、皮膚が折りたたまれる位置を調整するため、一重まぶただけではなく幅の狭い奥二重の幅を変更するときにもおすすめの施術です。
・全切開
まぶたを切開することで二重のラインを形成します。埋没法で何回も取れてしまう方や、まぶたの厚みがある方は全切開が適応になる場合があります。
・眉下切開
まぶたのたるみによって、二重幅が狭く見えている方に適応となる場合があります。もともと二重幅はあるが、まぶたの皮膚が被さることで幅が狭くなってしまっている方は、眉下切開を行うことで元々の二重ラインが出ることで改善することがあります。
ダウンタイムについて
埋没法：切開と比較するとダウンタイムが短く、施術時間も15〜20分ほどで終わります。腫れや内出血が出る場合はありますが、1週間から2週間ほどで落ち着きます。
全切開・眉下切開：埋没法と比べると切開を伴うためダウンタイムは長い傾向にあります。腫れや内出血は2週間ほどあり、およそ1ヶ月ほどで落ち着きます。
まとめ
今回は、奥二重の方が二重にする方法について解説を行っていきました。奥二重と二重はまぶたの構造は同じですが、枝分かれした筋肉が付いている場所によって幅が変わって見えます。また、まぶたのたるみや厚みによって奥二重に見える場合もあるため、お悩みの方はまず一度医師の診察を受けることがおすすめです。 ASTRA BEAUTY CLINIC(アストラビューティークリニック)では、カウンセリングにてお悩みに沿った必要な施術を提案しております。自分に合った治療を知りたい方や、お肌についてお悩みの方はまずはぜひ一度ご相談ください。
