COLUMN

眠そうに見えてしまう二重には次の原因が考えられます。

・二重幅が広すぎる

・眼瞼下垂の可能性

・まぶたのたるみやむくみ

それぞれの原因によって改善方法が変わるため、自身の二重がどの状態に近いのかチェックしてみてください。

二重幅が広すぎる場合は、まつ毛の生え際から二重のラインが広くぷっくりしています。

すると、まぶたが腫れぼったく目が開いていないように見え、眠そうな印象を与えてしまいます。

原因としては、生まれつきと二重整形で失敗したことが挙げられます。

広い二重幅のほうが目が大きく見えると考える方も多いかもしれませんが、一概にそうとはいえません。

まぶたの皮膚は眉毛に近づくほど分厚くなるため、二重の幅が広くなると二重のラインがしっかりとまぶたに食い込むことができず、目が開いていないように見えます。

特に、二重ラインの食い込みが少ないと、まぶたが瞳に被さり黒目の見える範囲が減ることが、眠そうな目に見える原因です。

二重の幅が広い場合は、二重整形で二重の幅を調整することがおすすめですよ。

眼瞼下垂とは、まぶたを開ける筋肉が弱いことで目が開きにくくなり視界が狭くなる病気です。

先天的なものと年齢とともに筋力や腱が衰えて起こる後天的なものに分けられます。

まぶたが重く目が開けにくいと感じる方や視野が狭いと感じる方は、眼瞼下垂の可能性も疑ってみてください。

また、眼瞼下垂の方は額の筋肉を使って目を開けるため額にシワが出来やすかったり、見えにくさから眼精疲労や肩こりがあったりすることもあるため、不安な方は眼科や美容クリニックなどの受診も検討してみましょう。

上まぶたにたるみやむくみがあると、目が小さく見えて眠そうな印象を与えてしまいます。

たるみの主な原因は、加齢です。

年齢を重ねるとともに肌の弾力や筋力が低下し、支えきれなくなった皮膚が重力に負けて下がってしまいます。

上まぶたの皮膚がたるみ目に覆い被さることで、昔より目が小さくなったとのお悩みをもつ方が多いです。

また、アルコールや塩分の摂りすぎなどで顔がむくむとまぶたもむくみ、いつもより腫れぼったい目になってしまいます。

むくみの場合は、血流を促し水分や老廃物を排出することで解消が可能です。

日によってまぶたの状態が違う場合はむくみ、日によっての違いはなくまぶたが下がっている場合はたるみと判断しましょう。

むくみの場合はセルフケアで改善が可能ですが、たるみの場合は美容整形で改善することがおすすめです。

眠そうな二重は目の整形で治すことが可能です。

二重幅が広い場合は二重術、眼瞼下垂の場合はまぶたの開きを良くする手術、その他脂肪やたるみを取る方法などがありますよ。

また、まぶたの状態によっては複数の施術を組み合わせることで、より理想の目元を叶えることもできます。

それぞれのまぶたの状態によって施術方法が変わるため、どの施術が自分に適しているのか確認してみてください。

生まれつき二重幅が広い場合、二重術で作った二重幅が広すぎた場合は、二重幅を狭くする施術を行います。

二重術では、二重の幅を広くすることよりも狭くする施術のほうが難しいといわれていますが、不可能というわけではありません。

しかし、二重幅は広い方が強いため、今あるラインよりも狭い幅で二重のラインを作っても後戻りする可能性が高いです。

そのため、二重の幅を狭くするためには糸で留める埋没法より皮膚を切開して癒着させる切開法のほうが成功率は高くなります。

また、埋没法で作った二重幅を修正する場合は糸をまず除去してから新しい二重ラインを作るため、再度埋没法での施術も可能です。

この場合は、埋没法が完成していない状態では正しくシミュレーションできないため、腫れや内出血が引いてまぶたが安定した状態で行いましょう。

しかし、施術後長く期間が空いてしまうと二重のラインに強くクセがついてしまっている場合もあるので、施術後1ヶ月後〜2ヶ月の間に修正することがおすすめです。

もし、すでにラインのクセが強くついてしまった場合には切開法が適していることもあるため、まぶたの状態をよく医師に確認してもらってください。

そして、切開法で作った二重幅を狭くする場合は、一度できた二重のラインの癒着を剥がして新しくラインをデザインします。

しかし、まぶたの脂肪や余っている皮膚が少ない場合などは、二重の幅を狭くすることが難しく、より大掛かりな施術になる可能性があります。

そのため、二重切開法で一重から二重にするときには、二重幅を慎重に見極めることが大切です。

まぶたの開きにくさがある場合は、まぶたの裏で結膜を縫い縮める眼瞼下垂の手術を受けましょう。

眼瞼下垂を治す手術は、眼科や美容クリニックで受けることができます。

美容クリニックだと、たるみ取り・脂肪取りなどをまぶたの状態によって併用でき、機能面だけではなく見た目的にも理想の目元を叶えることが可能です。

自身のお悩みに合わせてクリニックを選びましょう。

二重幅の広さや眼瞼下垂が原因ではない場合は、その他の目の整形で眠そうな二重を改善します。

例えば、まぶたにたるみがある場合は眉下切開を行い上まぶたの余った皮膚を切除してたるみを改善します。

また、脂肪が多く腫れぼったいまぶたは、上まぶたにごく小さい穴を空けて脂肪を取り除くまぶたの脂肪取りがおすすめです。

なぜ眠そうな目元になっているのか、その原因により改善方法は様々なので、自己判断せずに医師に診断してもらうことがおすすめですよ。

二重整形で失敗しないために、次のことに注意してください。

・黒目の見える範囲が多い二重幅を選択する

・メイクをしていない状態で二重幅を考える

二重幅は広ければ広いほど目が大きく見えるわけではなく、黒目がより見える状態が最適です。

どの二重ラインにすると、黒目の見える範囲が多くなるのかしっかりシミュレーションを行った上で二重幅を決めましょう。

また、元々の顔立ちや、蒙古襞の状態・まぶたの厚み・脂肪などによって似合う二重というのも変わってきます。

自身の判断だけではなく、専門知識のもった信頼できる医師の意見も踏まえて慎重に二重幅を決めるようにしましょう。