二重まぶたになる仕組み
二重まぶたは、”上眼瞼挙筋”と呼ばれる上瞼を上に引き上げる筋肉が枝分かれして、瞼板と眼瞼挙筋の二か所で皮膚が引き上げられることで、折りたたまれて二重のラインを形成します。一重まぶたの方は、この眼瞼挙筋の枝分かれがなく、瞼板の一か所のみでまぶたの皮膚が引き上げられるため、ラインはできず一重まぶたとなります。
二重の幅は、この眼瞼挙筋がどこの部位に癒着しているかによって決まります。瞼の奥のほうに癒着していると、目を開けたときに皮膚の折り込みがまぶたに被さることで奥二重となります。この場合は、一見一重まぶたに見えますが、目を閉じたときに二重のラインがあることが特徴です。
二重全切開とは
二重を形成する方法として「二重全切開法」がありますが、これは切開を行うことで一緒に脂肪や筋肉など内部処理を行い、二重ラインを作る美容整形になります。
二重全切開では、瞼のたるみが気になる場合に皮膚を切除することですっきりとした目元にすることができ、また埋没法ではなかなか難しい広い幅の二重ラインも作ることが可能です。そのため、華やかでぱっちりとした目元になりやすいことが特徴です。
また、切開を行い縫合することで二重ラインを形成しているため、埋没法のように糸がゆるんだり二重幅が段々と狭くなることが少なく、半永久的な効果が期待できることも利点です。
二重全切開が適している方は?
二重全切開が適している方は以下になります。
・埋没法で何回も取れてしまった経験がある
・二重が取れないようにしたい
・まぶたが分厚く脂肪が多い
・まぶたに腫れぼったさがある
・なりたい二重幅がある
埋没法を繰り返し受けている方や、まぶたの厚みがある方はどうしても埋没法では二重が取れやすくなってしまいます。埋没法よりも全切開が適している場合があるため、まずは一度ご相談ください。
ダウンタイム
埋没法に比べると、全切開法は切開を伴うためダウンタイムは長くなる傾向にあります。
腫れや内出血:約1~2週間
痛み:約1週間
傷跡の凹つき:馴染むまでおよそ1~3か月
まとめ
今回は、二重全切開法の施術や適している方について解説を行っていきました。全切開法は、糸で留める埋没法と比較するとまぶたが厚ぼったかったり、皮膚の厚みや脂肪が多い場合に適応となることが多いです。また、何回も埋没法を受けているが取れてしまう方は、切開で二重ラインを作ることで取れるリスクを減らす可能性があります。まずは一度医師に相談することがおすすめです。 ASTRA BEAUTY CLINIC(アストラビューティークリニック)では、カウンセリングにてお悩みに沿った必要な施術を提案しております。自分に合った治療を知りたい方や、お肌についてお悩みの方はまずはぜひ一度ご相談ください。