お尻の筋肉が垂れる原因
お尻の筋肉が垂れる原因としては、次のようなものが考えられます。
・筋肉の衰え
普段あまり意識しないかもしれませんが、お尻の筋肉は、立つ・歩く・階段の昇り降りといった多くの日常動作で使われます。
しかし、普段から歩く機会が少なかったり運動不足だったりすると、お尻の筋肉がどんどん衰えて垂れる原因になってしまいます。
・姿勢の歪み
反り腰や猫背など、姿勢の悪い人はお尻の筋肉が垂れやすい傾向にあります。
反り腰の場合、お尻が突き出たような状態になります。猫背の場合は、骨盤が後ろに傾きお尻が下に引っ張られていきます。
姿勢が悪いと、お尻が垂れるだけでなく腰痛などを引き起こす可能性もあるため、注意が必要です。
・座っている時間が長い
長時間のデスクワークをしている人は、下半身の筋肉をあまり使わないためお尻が垂れやすいと言われています。
特に現代人は座っている時間が長いため、下半身の筋肉が衰えてお尻を支えられなくなり、垂れてしまいがちです。
お尻のヒップアップには豊尻術がおすすめ
お尻をヒップアップさせたい、形を良くしたいという方には、豊尻術がおすすめです。
豊尻術とは、ヒアルロン酸などを注入することによってお尻にボリュームを出し、立体的に形良く見せる治療方法です。
特に日本人は四角く平たいお尻の人が多く、垂れ下がった印象になりがちです。
しかし豊尻術を受けることによってボディラインにメリハリが出るため、近年希望する人も増えてきています。
豊尻術の種類
豊尻術には、主に次の3種類があります。
・ヒアルロン酸注入
・シリコンバッグ挿入
・脂肪注入
1つずつ紹介していきます。
ヒアルロン酸注入
豊尻術の中で最もメジャーな治療方法です。
注射でヒアルロン酸を注入するだけなので、傷跡が残りません。
ボリュームを出したい部分を狙って注入できるので、「お尻の上半分に特にボリュームを出したい」といった希望も叶えられます。
痛みなどもほとんどなく、治療の翌日から通常通りの生活に戻れます。
シリコンバッグ挿入
専用のシリコンバッグを挿入して、お尻にボリュームを出したり形を整えたりする治療方法です。
シリコンバッグは様々な大きさや形のものがあり、それぞれの体型に合わせて使用します。
ヒアルロン酸注入と違って切開が必要となりますが、お尻の割れ目に沿って切るため、傷跡はあまり目立ちません。
豊尻術が盛んなアメリカでは、女優やモデルなどがよく使う治療方法と言われています。
日本でも近年、シリコンバッグを選択する人が増えてきています。
脂肪注入
自分の体の気になる部位から脂肪を吸引し、お尻に注入することでボリュームを出す治療方法です。
気になる部位の脂肪を取り除くことができ、ヒップアップも同時にできるため、一石二鳥と言えるでしょう。
ヒアルロン酸やシリコンバッグと違い、自分の脂肪を使用するため仕上がりも自然です。
豊尻術がおすすめの方
豊尻術は、こんな方におすすめです。
・垂れたお尻が気になる
・お尻が貧相なのでボリュームを出したい
・気になる部位の脂肪を取ってスリムになりたい
・メリハリのある体型になりたい
豊尻術を行うことでボディラインにメリハリが出て、より女性らしい素敵なスタイルになること間違いないでしょう。
豊尻術の副作用・注意点
お尻は元々痛みを感じにくい部位のため、豊尻術でも痛みは感じにくいと言われています。
しかし人によっては、治療後に筋肉痛のような痛みが一週間程度残ることがあります。
また、治療当日のシャワーや入浴は可能なことがほとんどですが、激しい運動などは避けたほうが良いでしょう。
まとめ
今回は、お尻にボリュームを出してスタイルよく見せる豊尻術について、方法や種類、注意点などを解説しました。 日本人は特に、お尻が四角くて平たい、ボリュームがない人が多いです。 しかし豊尻術を受けてお尻にボリュームを出すことで、メリハリのある体型になりスタイルが良く見えます。 方法も、ヒアルロン酸やシリコンバッグ、自身の脂肪を使う方法などさまざまな種類があるので、自分の希望や予算に合ったものを選んでみてください。