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クリトリス包茎とは!?クリトリスを露出させる手術を解説!

クリトリス包茎という言葉をご存知ですか?“包茎”ときくと、男性のお悩みとしてイメージする方も多いと思いますが、実は女性にもクリトリス包茎という症状があります。性交渉のとき感じにくい方や臭いが気になる方は、クリトリス包茎かもしれません。今回は、なかなか周りに相談しにくいクリトリス包茎のお悩みについて詳しく解説していきます。当てはまる症状があれば早めにクリニックを受診して、正しい治療を行なってくださいね。

目次

クリトリス包茎とは

クリトリスとは陰核とも呼ばれる女性の膣の上にある性器で、性的な感覚としての働きをしています。

そして、クリトリスの外側には包皮という皮膚がありますが、この皮膚がクリトリス全体に覆い被さっている状態をクリトリス包茎といいます。

このクリトリスは、男性のペニスと同じように性的興奮を覚えた時に充血・膨張し硬くなり、いわゆる勃起状態になります。

子どもの頃はクリトリスに包皮が覆い被さっていますが、成長とともに自然と剥けたりクリトリスが勃起したときに剥けたりして、大人になると半分から3分の1クリトリスが露出していることが通常です。

クリトリスが露出していない状態だと性交渉のときに快感を得られにくいため、自分が不感症ではないかと心配な方はクリトリス包茎を疑ってみてもよいかもしれませんね。

また、クリトリス包茎には仮性と真性があり、手で包皮を引っ張るとクリトリスが露出する場合は仮性、手で剥こうとしても露出しない場合は真性です。

クリトリス包茎の原因

クリトリス包茎の原因は、主に先天的なものです。

基本的な原因は包皮の大きさで、クリトリスを覆っている包皮が大きいとクリトリス包茎になりやすいといえます。

また、包皮と小陰唇はつながっているため小陰唇が大きいと包皮が余ってしまいます。

すると、包皮がクリトリスに覆い被さりクリトリス包茎となります。

このように小陰唇肥大とクリトリス包茎を併発していることが多く、小陰唇縮小の手術とクリトリス包茎の手術を同時に受けることも少なくありません。

クリトリス包茎の症状

クリトリス包茎の場合、次のような症状があります。

・性行為で快感を得られない

・クリトリス不感症

・臭いや垢が気になる

・見た目が気になる

クリトリスは、性的な快感を得るための臓器なのでこの部分が隠れていると性行為でも快感を得られにくくなります。

「オーガズムを得ることができない」「パートナーに不感症と言われた」などの悩みがある方はクリトリス包茎ではないか、確かめてみるとよいでしょう。

また、性的な快感だけでなく衛生上もよくありません。

クリトリスが包皮で覆われている場合、クリトリスと包皮の間に恥垢と呼ばれる垢が溜まりやすく臭いや細菌感染の原因へとつながります。

そして、この恥垢を放置すると固くなり、クリトリスが包皮と癒着して仮性クリトリス包茎が真性になる場合もあるので注意が必要です。

近年では、介護状態になる前にクリトリスの清潔を保っておこうと考える方も増えています。

クリトリスを露出させる手術

クリトリス包茎は、包皮の余分な部分を切除しクリトリスを露出させる手術で治療が可能です。

クリトリスを露出させる手術は次の手順で行います。

①デザインの確認

包皮をどの程度切除するのか、小陰唇縮小の手術も必要か確認します。

②局所麻酔をして包皮の切除

局所麻酔がしっかり効いているか確認してから、デザインに沿って包皮を切除します。

③切除部位の縫合

溶ける糸で切除した部位を縫合します。

 

クリトリス周辺は、血流がよいため回復が早く傷が目立ちません。

また、手術では局所麻酔をするため、痛みの心配もなくクリトリスを露出させることが可能ですよ。

クリトリスを露出させる効果とメリット

クリトリスを露出させることには、次のメリットが挙げられます。

・快感を得られるようになる

・クリトリスを刺激されたときの痛みが減る

・垢が溜まりにくくなりデリケートゾーンを清潔に保つことができる

・デリケートゾーンの臭いの解消

・細菌感染の予防

クリトリスはとても敏感な性感帯のため、これまでの性行為では感じることができなかった快感を得られることが大きなメリットでしょう。

さらには、刺激されたときに擦れや痛みを感じていた方も、その心配がなくなり感度が向上します。

また、垢が溜まりにくくなるためデリケートゾーンの臭いが気になっていた方も清潔な状態を保つことができるようになります。

清潔な状態を保つことで、カンジタなどの感染も予防できるといった、クリトリスを露出させるメリットは多数ありますよ。

クリトリス包茎手術のリスクや副作用

クリトリス包茎手術を検討している方は、次のリスクや副作用も正しく理解しておきましょう。

・腫れ・痛み…手術後2〜3日は腫れや痛みがありますが、1週間程度で落ち着きます。

・左右差…人間の体は左右対称ではないため、左右差が生じる場合もあります。

・感覚の麻痺…一時的に感覚が薄れる場合がありますが、時間が経てば戻ります。

・感染・化膿…必要な場合は抗生剤や内服薬が処方されます。

・傷の開き…傷跡は23日程度で癒着しますが、元々の皮膚の状態によっては傷が開く場合もあります。

クリトリス包茎手術の注意点

最後にクリトリス包茎の手術後の注意点を紹介します。

・傷口から血がにじむことがあるためナプキンを使用する

・手術当日はこすり洗いを避けて軽く流す程度に

・激しい運動は3週間程度控える

・医師の指示があるまで入浴はNG

・性交渉は4週間ほどで可能

術後の経過を良好にするためにも、医師の指示にはしっかり従いましょう。

まとめ

今回は、クリトリス包茎について症状や原因、手術の内容まで紹介しました。クリトリスを露出させることは、性交渉の感度を高めること以外にもデリケートゾーンを清潔に保ち、臭いや細菌感染を防ぐといった衛生面でもメリットもあります。クリストリスで感じないと悩む方、デリケートゾーンの臭いが気になる方などは、クリトリス包茎ではないか一度クリニックを受診してみてはいかがでしょうか?当院ではトリリンガルの女性院長が一人一人丁寧にカウンセリングを行いますので、安心してお問い合わせください。
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