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鼻の穴が大きい・鼻の穴の形が丸い方の解消方法まとめ

鼻の穴が大きいことや形が丸いことは、顔の印象を大きく変えます。コンプレックスに感じている方も少なくありませんが、鼻の穴が目立っている理由は人それぞれで解消方法もそれぞれ異なります。この記事では、鼻の穴が大きい・形が丸い原因から、特徴別の解消方法までを紹介していきます。鼻の穴の形を変えたいとお悩みの方は、ぜひ参考にしてみてください。

目次

鼻の穴が大きい原因

鼻の穴が大きい原因は、次のとおりです。

・鼻が大きい

・小鼻が大きい

・小鼻が横に広がっている

・鼻の穴が見えやすい鼻の形をしている

そもそも鼻自体が大きいと、鼻の穴も鼻のサイズに比例して大きくなるため、鼻の穴が大きく目立ってしまいます。

また、鼻全体だけではなく、小鼻の大きさや形も鼻の穴が大きく見える原因です。

鼻・小鼻の大きさや小鼻の広がりは、鼻の穴そのものが大きいことになりますが、鼻の穴のサイズが大きくなくても鼻の形によっては鼻の穴が大きく見えてしまう場合もあります。

まずは、鼻の穴そのものが大きいことと、鼻の穴が大きく見える鼻の特徴について詳しく解説していきます。

鼻の穴が大きい理由によって解消方法も変わってくるため、自身の鼻のサイズや形を把握してみてくださいね。

鼻の穴そのものが大きい

顔のバランスの中で、鼻そのものが大きいと鼻が目立ってしまい、その分鼻の穴も目立ってしまいます。

また、小鼻のサイズが大きかったり横に広がっていたりすると、鼻の穴もそれだけ大きくなります。

このように、鼻の穴が大きい原因は鼻自体が大きいか、小鼻が大きい・横に広がっていることが大きく影響していますが、これらは元々の骨格による遺伝的要素が大きいです。

両親の鼻の形に似ていたり幼少期から鼻の穴が大きかったりする場合は、遺伝的要素が大きいと考えられます。

残念ながら鼻の形は自力で変えることが難しいため、メイクを工夫したり美容整形を検討してみたりすることで解消してみましょう。

しかし、年齢とともに鼻の形が変化してきたと感じる方は、加齢や生活習慣が原因で小鼻が大きくなり広がってしまっている可能性が高いです。

例えば、年齢を重ねて骨密度が減少することで、鼻が低くなり小鼻が横に広がることがあります。

また、コラーゲンなどの減少による皮膚のたるみも、鼻が大きくなる原因です。

さらに、鼻への摩擦・刺激、鼻の穴を広げる癖などが慢性的にあると、少しずつ鼻が大きくなる可能性があるので、これらの癖や習慣にも注意してください。

年齢によるたるみなどはある程度仕方がない部分もありますが、バランスの取れた食事・規則正しい生活などを意識し、肌の老化を防ぐことも大切ですよ。

サプリなどでコラーゲンを補ったりエイジングケアができる化粧品を使ったりしてもよいでしょう。

鼻の穴が大きく見える鼻の特徴

鼻の穴自体は大きくなくても、次のような鼻の形だと鼻の穴が目立ってしまいます。

・鼻先が上向き

・鼻の穴が縦に細長い

・笑ったときに鼻の穴が広がる

まず、鼻先が上に向きすぎていると正面から見たときに鼻の穴が見えやすい状態です。

そして、鼻先が上向きだと鼻の穴が縦に細長くなりやすく、いわゆる「豚鼻」と呼ばれる鼻の形となります。

鼻先がツンと尖っていてやや上向きの鼻は、アップノーズと呼ばれポジティブな印象もあります。

しかし、鼻中隔軟骨という左右の鼻の穴を隔てて鼻筋を支えている部分が短すぎる場合は、過度に上向きの鼻先となり鼻の穴が目立つ豚鼻になりやすいです。

また、笑ったときに小鼻が頬の筋肉に引っ張られて鼻の穴が大きく見えることもあります。

この場合は、小鼻が横に広がりやすいことや頬の筋肉が強すぎることが原因です。

年齢とともに小鼻が大きくなることで目立つようになったり、そこに脂肪や皮膚が多くつくとより鼻の印象が強くなったりします。

鼻の穴の形が丸い原因

鼻の穴の形が丸い原因は、主に大鼻翼軟骨が小さく未発達で平坦であることです。

大鼻翼軟骨は、鼻先から小鼻にかけてある軟骨で、小鼻の形や鼻の穴の形に大きく影響しています。

欧米人は、大鼻翼軟骨がしっかり発達し鼻先に向けて尖っているため、鼻の穴が横に広がっていることは少ないです。

一方で日本人の場合は、大鼻翼軟骨が小さくて鼻先までボリュームが出ず平坦になっている傾向があります。

そのため、大鼻翼軟骨が丸く平坦だと鼻の穴の形が丸くなります。

鼻の穴の形を変える方法3選

鼻の穴の形を根本的に変えるためには、美容整形がおすすめです。

メイクを工夫して目立たなくすることも方法の一つですが、根本的な解決にはなりません。

また、ノーズクリップやマッサージで鼻の形を変えようとすることもあまりおすすめではありません。

老廃物を流すことで、鼻のむくみが取れてスッキリすることもありますが、マッサージの摩擦やノーズクリップの刺激などは鼻の皮膚へのダメージにつながります。

鼻の皮膚にダメージを与えると団子鼻が悪化することもありますし、鼻の軟骨の形を自力で変えることは困難です。

そのため、確実に鼻の穴の形を変えたいと考えたら、美容整形を検討してみましょう。

ここからは、鼻の穴が大きく見えている特徴別におすすめの施術を紹介しますので、参考にしてみてください。

鼻が大きいなら鼻尖形成

小鼻のサイズが大きく鼻の穴が目立っている場合は、鼻先を尖らせて団子鼻を解消する鼻尖形成がおすすめです。

鼻尖形成は、横に広がった大鼻翼軟骨を鼻先に向けて縫い寄せることでシャープな鼻に整えます。

団子鼻を解消することで、鼻そのもののサイズが変わり鼻の穴も引き締まります。

鼻に医療用の糸を挿入して縫い寄せるだけの切らない鼻尖形成は、施術時間は約15分と身体への負担が少ない施術です。

しかし、鼻先に余分な皮膚や脂肪が多い場合は、鼻を切開をして余分な組織を取り除く方法がおすすめです。

団子鼻ではなく丸い鼻の穴の形を解消するだけなら切らない鼻尖形成、鼻先が大きい団子鼻と鼻の穴が大きいことを解消するなら切開法が向いています。

鼻先が上向きなら鼻中隔延長

鼻中隔軟骨が短いことで鼻先が上向きになっている場合は、鼻中隔延長がおすすめです。

鼻中隔延長は、長さが足りない鼻中隔に自身の耳介軟骨を移植して鼻先の角度を整える施術です。

鼻の長さを出すことで上向きの鼻先を下に向け豚鼻を解消できます。

鼻先の角度や長さは、一人一人に合わせて調整が可能なので、より理想の鼻に整えることができますよ。

鼻中隔延長には切らない鼻中隔延長もありますが、医療用の糸で鼻先を引っ張り上げる切らない鼻中隔延長は、よりアップノーズになるため鼻の穴が目立つ方にはおすすめではありません。

自身の鼻先の向きに合わせて、施術を選択してくださいね。

小鼻が横に広がっているなら小鼻縮小

小鼻が大きく広がっている場合や笑ったときに鼻の穴が目立つ場合は、小鼻縮小(鼻翼縮小)がおすすめです。

小鼻縮小は、横に広がった小鼻を中央に寄せることで鼻の穴のサイズを小さくします。

医療用の糸を結び小鼻の形を整える切らない小鼻縮小と、小鼻を切開して皮膚や脂肪などの組織を取り除いて小鼻を小さくする切開法があります。

切らない小鼻縮小はメスを使わない施術のためダウンタイムも短く手軽な方法です。

切開法は、小鼻の内側を切開する内側法と外側を切開する切開法、両方を切開する方法の3種類から希望や鼻の形に合わせて選択できます。

まとめ

鼻の穴が大きい原因は鼻そのものが大きいことや小鼻が広がっていることで、鼻の穴が丸い原因は大鼻翼軟骨が小さいことです。また、鼻先が上を向いている場合も正面から見て鼻の穴が目立ってしまいます。鼻の形を自力で変えることは難しいため、確実に鼻の穴の形を変えたいと思ったら美容整形を検討してみましょう。鼻の構造は複雑で自身で施術方法を決めることは難しいため、知識のもった医師に判断してもらうことがおすすめです。当院では形成外科出身で多くの執刀実績をもつ院長がすべての施術を担当しますので、ぜひ安心してお任せくださいね。
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