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豚鼻は整形が必要?特徴や施術方法を解説!

鼻は顔の中心にあり、全体的な顔の印象を大きく左右するパーツです。鼻の印象が残らず目立たないが整っている「忘れ鼻」に憧れる人が増えていて、逆に印象に残ってしまう存在感のある鼻の形にコンプレックスをもつ方も多いのではないでしょうか?
特に、鏡を見て自分の鼻の穴が見えてしまう「豚鼻」は日本人に多い鼻の形です。
そこで今回は、「自分は豚鼻かもしれない」「整形したほうがいいかな?」と悩んでいる方に向けて、豚鼻の特徴や原因、おすすめの美容整形について紹介していきます。

目次

豚鼻の特徴とは?基準やチェック方法を解説!

豚鼻は正面から鼻の穴が見えてしまう状態で、鼻先が上を向いていることが特徴です。

鼻の穴を左右に分ける役割をしている鼻中隔が短いと鼻先が上を向いてしまい、豚の鼻に似た形になってしまいます。この鼻中隔は長い方が鼻が高くなりますが、アジア人は鼻中隔が短いタイプが多いため、私たち日本人も鼻が低く豚鼻の人も多いのです。

自分が豚鼻かどうか気になる方は、次の手順でチェックしてみましょう。

①鏡の正面から自分の鼻を見て鼻先と鼻柱(鼻の穴と穴の間の壁となっている部分)の根元の位置を確認する

②鼻先と鼻柱の根元の高さが同じ位置であれば、鼻の穴は見えにくい

③鼻柱の根元よりも鼻先が高い位置にあると豚鼻に近い

 

コンプレックスに感じてしまいがちな豚鼻ですが、「可愛らしい」「親しみやすい」といったポジティブな印象もあるため、軽度であればチャームポイントのひとつと捉えてもよいでしょう。しかし、顔のバランスが崩れているように感じたり、印象を変えたいと考えたりする場合は、美容整形などで豚鼻を解消することもおすすめです。

豚鼻になる原因は?

豚鼻になる原因は、アジア人特有の骨格や親の遺伝などの先天的なものが多いですが、後天的に豚鼻になってしまうこともあります。

豚鼻の原因として考えられる次の4つについて詳しく解説していきます。

・遺伝や元々の鼻の形

・うつ伏せ寝の習慣

・鼻の脂肪増加や加齢

・美容整形の失敗

遺伝や元々の鼻の形

鼻の大きさや形は、遺伝的要素が大きいパーツです。家族や親族に豚鼻の方がいれば、自分も豚鼻になる可能性は高いと考えられます。さらに、アジア系の人種は鼻中隔が短いタイプが多く、上向きの鼻の形が多い傾向にあります。

また、子どもの頃に豚鼻でも成長過程で鼻の骨が発達することで、親の鼻の形に似てくることもあるので、子どもの豚鼻が気になる場合は、成長を待ってみるとよいでしょう。

うつ伏せ寝の習慣

鼻は軟骨と脂肪で作られているため、うつ伏せ寝を続けると軟骨が圧迫されて鼻の形が変わってしまうことがあります。また、うつ伏せ寝は鼻を押し込んでしまうことで低い鼻の原因になったり、左右どちらかに傾けて寝る癖があれば鼻が一方向に押されて曲がった鼻の原因になったりすることもあります。

鼻への負担が大きいうつ伏せ寝は、豚鼻だけではなく鼻の形を崩してしまう原因となるため、できるだけしないようにしましょう。

さらに、子どもの頃は軟骨がまだ柔らかいため、うつ伏せ寝による鼻の形への影響が大きくなります。お子さんがいる方は、お子さんの寝る姿勢についても注意してあげるとよいでしょう。

 

鼻の脂肪増加や加齢

体重増加による鼻の脂肪増加や加齢が原因で鼻の形が変わり、豚鼻になることもあります。

鼻の脂肪は小鼻に多いため、体重増加などで顔の脂肪が増えると小鼻に脂肪がつきやすく鼻が大きく見えてしまいます。小鼻が大きく横に広がることで、鼻の穴が目立ちやすくなるのです。

また、鼻は年齢を重ねると大きくなる傾向があります。これは、加齢とともに骨密度が低下して顔の骨格に影響を与えるからで、顔の骨密度が低下すると鼻の皮膚や軟骨が横に引っ張られて、小鼻が大きく横に広がってしまいます。

鼻の脂肪増加や加齢が原因の豚鼻を防ぐためには、食事や睡眠、適度な運動といった規則正しい生活習慣を意識することで、脂肪の増加を防いだり加齢のスピードを緩めたりすることができますよ。

美容整形の失敗

豚鼻になってしまう原因の最後は、鼻の美容整形の失敗です。例えば、鼻を高くする美容整形で鼻プロテーゼを挿入したものの、プロテーゼが正しい位置に挿入されていなかったりプロテーゼが上に移動してしまったりすることで、豚鼻になってしまうケースがあります。この場合は、正しく挿入しなおすことで元の鼻の形に戻ることもありますが、鼻先を整える施術を行う場合もあるので、医師に相談してみましょう。

豚鼻をセルフケアで治す方法は?

豚鼻のセルフケアで、ノーズクリップやマッサージなどが取り上げられることがありますが、セルフケアで豚鼻を治すことは難しいです。

マッサージやノーズクリップで一時的に鼻の形が変わったように見えても、時間が経つと元の鼻の形に戻り根本的な改善にはなりません。

ここからは、豚鼻のセルフケアでの注意点やメイクで豚鼻を隠す方法をお伝えします。

マッサージやノーズクリップには注意

マッサージやノーズクリップで豚鼻を治そうと思っても、鼻の形は自由自在に変えられるものではなく、一時的に鼻の形が変わっても体は形状記憶されているので、元の鼻の形に戻ってしまうため、根本的な改善にはなりません。

また、間違ったマッサージやノーズクリップの使い方で、強くまたは長時間鼻を圧迫することで、鼻の皮膚や軟骨を傷つけてしまうことがあります。鼻の皮膚が傷つくことで鼻の皮膚が厚くなって鼻が大きくなってしまったり、軟骨の損傷で予想外の形に鼻が変形してしまったりすることがあるので、注意が必要です。

マッサージで鼻の筋肉をほぐしたりリンパを流したりすることで、むくみの解消や脂肪の蓄積を防ぐ効果は期待できますが、行うときは正しいマッサージ法とやりすぎには注意しましょう。

鼻を挟むことで鼻の横幅を狭くしたり鼻の高さを出したりするノーズクリップも同様で、間違った方法ややりすぎは逆効果になってしまうことがあるため、注意してくださいね。

豚鼻を隠すメイク方法

「豚鼻に悩んでいるけど美容整形するほどではない」という方は、豚鼻を隠すメイクに挑戦してみてはいかがでしょうか?

鼻の穴を小さく見せて、別のパーツに視線を集めるメイクで豚鼻をカバーしてみましょう。

【豚鼻を隠すメイク方法の手順】

①コンシーラーを鼻の穴の入り口に塗り、穴の面積を小さく見せる

②眉頭から鼻の付け根にノーズシャドウを入れて、顔の立体感をつくる

③鼻筋にハイライトをのせて、鼻筋を強調させる

④鼻の先端と上唇の山にハイライトを入れて、鼻下の距離を近づける

 

以上のメイク方法で、鼻の穴の存在感をなくして、別のパーツに視線がいくようにすると、豚鼻を隠すメイクができます。他にもアイメイクをしっかりして、鼻ではなく目元に視線がいくようにするなどの方法もあるので、自分に合ったメイク方法を探してみてください。

豚鼻を確実に治すには美容整形がおすすめ

マッサージやノーズクリップ、メイクなどのセルフケアで豚鼻を改善するのには限界があります。確実に豚鼻を治すには、美容整形がおすすめです。

豚鼻を治す美容整形は、鼻中隔の長さを出して鼻先を下に向ける「鼻中隔延長」と鼻の形を整えて鼻の穴を小さくする「鼻尖形成」があります。それぞれ詳しく紹介するので、自分の鼻の形に合った施術を選んでくださいね。

鼻中隔延長

鼻中隔延長は、人工軟骨もしくは自身の耳介軟骨(耳の後ろの付け根部分の軟骨)を鼻中隔に移植して、鼻の長さを出す施術です。鼻の角度を調整できるため、上向きの鼻を下げて正面から見て鼻の穴が見えないスマートな鼻をつくることができます。鼻中隔が短く鼻が上を向いていることが原因で、豚鼻になっている方におすすめの施術です。

【リスク・副作用】

術後の腫れ、痛み、内出血、感染、違和感など

腫れや痛みなどの副作用は、術後約1〜2週間で徐々に回復します。

鼻尖形成術

鼻尖形成術は、小鼻の余分な脂肪や組織を切除し左右の鼻の軟骨を縫い寄せて細い鼻先をつくる施術です。鼻を細くして高さを出すことができるため、小鼻が横に広がっていて鼻の穴が目立っている方や、低い鼻や団子鼻にお悩みの方にもおすすめです。

【リスク・副作用】

術後の腫れ、痛み、違和感、内出血、感染など

腫れや痛みなどの副作用は、術後約1〜2週間で徐々に回復します。

豚鼻の美容整形で失敗しないために

豚鼻の美容整形で失敗しないためには、実績のあるクリニック・医師を選ぶことが大切です。鼻の美容整形の症例写真や口コミなどを参考にクリニックや医師を選びましょう。また、カウンセリングを受けたときにこちらの質問や悩みに的確に答えることができる医師は信頼できるので、クリニック・医師選びの参考にしてみてください。

まとめ

今回は、豚鼻の特徴や原因、美容整形で豚鼻を治す方法をお伝えしました。マッサージやノーズクリップなどのセルフケアでは根本的に改善できない豚鼻を確実に治したい場合は、美容整形を検討してみましょう。当院では、実績ある院長がカウンセリングから施術まで担当しますので、ぜひ興味のある方は無料カウンセリングからご利用ください。
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